2018 年、最も安全なブラウザ

記入者 Alice Woods - -

最も安全なブラウザが今こそとても重要に 

The Most Secure Browser of 2018

インターネット・セキュリティおよびプライバシーは 2018 年で最もホットな話題となりました。終わりの見えないサイバー犯罪の増加やデータ漏えい、また不適切なデータ追跡のケースが、すでにネット市民にオンライン・セキュリティに関する懸念を抱かせています。ブラウザというのはウェブをサーフィンする際に使う必要のあるツールであることを考慮し、弊社では今年最も安全と言えるブラウザを見つけることにしました。

今日、ユーザーは数々の汎用的なウェブ・ブラウザからさほど知られていなブラウザまで、数多くの選択肢を手にしています。どれもがより良い閲覧エクスペリエンスや強化されたプライバシー、個人に特化した検索結果、その他便利そうに見える機能を提供すると約束しています。 しかし、Uirusu.jp では、セキュリティこそが全ての人の最優先事項であると信じています。

インターネットを探索するための新しいツールをお探しの方や、安全なツールを使用していることを確認したいという方は、弊社でご用意したリストにから 2018 年において最も安全なブラウザを見つけることができるでしょう。

Google Chrome はセキュリティ・レベルが高いもののプライバシーに懸念が持たれる

Image of Google Chrome

2008 年にリリースされた Google Chrome はウェブ・ブラウザの間でリーダー的存在です。最新の統計データによると、2017 年 11 月にはブラウザ市場占有率が 54.98% になるそうです。便利な機能や高いセキュリティがこのブラウザの成功に貢献していることは間違いありません。

Chrome は、次の 3 つの特長により、最も安全なブラウザであるとみなされています:

  • フィッシング・サイトまたは不審なウェブサイトを開こうとしていることについて警告する安全な閲覧
  • 保護レイヤーを追加し、マルウェアが自動的にインストールされないようにしてくれるサンドボックス機能
  • 全ての更新プログラムを自動的にインストールし、セキュリティ上の欠陥を取り除いてくれる自動更新機能

このブラウザにはシークレット・モードがあり、プライバシー設定を手動でカスタマイズできます。しかし、Google は各ユーザーのステップやクリックを追跡する能力を持っている点が懸念事項のように思われます。ですから、Chrome が最も安全なウェブ・ブラウザの 1 つと考えられているとしても、そのデータの追跡および使用能力は最大のデメリットと言えるでしょう。

Firefox は Quantum バージョンからセキュリティに改善が見られる

Image of Mozilla Firefox

Mozilla Firefox は Chrome の一番の対抗馬の 1 つです。しかし、同社は 2017 年 11 月に新しいバージョンである Firefox Quantum をリリースし、ここではセキュリティが改善され、次のようなプライバシー機能が向上しました:

  • ハッキングの試みを防御する Linux のサンドボックス機能
  • アクセスしたウェブサイト上のコンポーネントの追跡をブロックするトラッキング保護機能
  • ブラウザが提供可能な、最も安全かつプライベートな閲覧セッションを保証するために、様々な設定にアクセスし、カスタマイズできるようにするコントロール・センターの改善

最も安全性の高いブラウザを目指す中で、開発者は頻繁にセキュリティの更新プログラムや修正プログラムを提供してきました。最新の更新プログラムではスプーフィング攻撃や任意コードの悪用を許す欠陥を含む、様々なセキュリティ上の脆弱性が修正されています。

Firefox のもう 1 つのメリットとして、Tor ネットワーク上で実行させることでプライバシーを最大限に守ることができる点があげられます。しかし、そうするためには、ブラウザ上で Tor のアドオンを有効化する必要があります。

Opera には VPN が内蔵されている

Image of Opera browser

Opera もまた別の検索ツールで、「最も安全なブラウザ」のリストに入れることができるでしょう。2016 以来、デスクトップ版には内蔵の広告ブロックが含まれています 。しかし、広告ブロック機能はデフォルトで無効になっており、Opera の設定から手動で設定する必要があります。有効な場合、広告ブロックは他のサード・パーティのアプリと全く同じように動作し、自らの広告を見せるために対象のウェブサイトをホワイトリストに載せるのです。

2015 年、Opera は North American のオンラインの非公開企業である SurfEasy によって買収されました 。そこで、同社は内蔵の仮想プライベート・ネットワーク (VPN) を追加することでより強力なプライバシーを提供できるようになりました。しかし、提供される VPN ロケーションは、アメリカ、カナダ、オランダ、ドイツ、そしてシンガポールの 5 ヶ国だけでした。これだと商用 VPN サービスに比べると無いに等しいところです。ですが、Opera では無料サービスが提供され、それが最大のメリットの 1 つとなっています。

まとめますと、このブラウザではいくつか重大なメリットが提供されるといえます: 悪意のあるプロセスを含んでいる可能性のあるサード・パーティの広告を防ぎ、特定のサイトに匿名でアクセスできるのです。しかし、このブラウザ自体がユーザーに関する情報を一部収集し、信頼関係のあるパートナーと共有する可能性があります。

Internet Explorer は今でもセキュリティ更新プログラムを受け取っている

Image of Internet Explorer

Internet Explorer の古いバージョンは著しいセキュリティ関連の問題があることが知られていたため、IE は最も安全なブラウザと呼ぶには程遠いものです。その上、数年前に Internet Explorer はマルウェアの検出率が最も高いと報告されていました 。

Microsoft では 2016 年以来、そのブラウザ (IE 11 を除く) の全てのバージョンについて、更新プログラムやパッチの送信を停止してきましたが、今でもサポートやセキュリティ更新プログラム、および互換性に関する修正プログラムを取得することができます。しかし、これを考慮に入れたとしても、セキュリティ・テストの際に他の「主要な」ブラウザが IEを凌ぐことに驚きはありません。このブラウザは犯罪者やサイバー脅威から閲覧セッションを守るためのベスト・チョイスとは言えません。

面白いことに、Microsoft では今もなお、少なくとも 30 日ごとに更新プログラムを提供しています。拡張プログラムをブラックリストに追加し、サイトでのユーザーに関する情報の収集をブロックする「Do Not Track (追跡拒否)」機能を付けるオプションも設けています。

Google Chrome と同様に、IE もユーザー・データの追跡について批判を受けています。どうやら Microsoft では顧客について共有しているものよりも多くの情報を知りたいと思っているようです。

Microsoft Edge も最も安全なブラウザを目指している

Image of Microsoft Edge

Microsoft では Edge について Chrome よりも安全性の高いウェブ・ブラウザとして推奨し、最も安全なブラウザというタイトルを得られるとしていました。Windows Defender SmartScreen テクノロジーにより、Windows 10 内蔵のブラウザはフィッシング・サイトや悪意のあるサイトの検出率が Chrome や Firefox よりも高くなっています 。さらに、このブラウザには Chrome に近いサンドボックス手法があり、Firefox が提供しているものよりも優れています。

Microsoft Edge は Windows Update サービスを通じて自動的に更新プログラムを受け取ることもできます。しかし、Windows 10 の自動更新プログラムを無効にしているユーザーは、ブラウザうのための最新のセキュリティ・パッチや脆弱性の修正プログラムを受け取ることはできません。

プライバシーの保護について言えば、Edge には Do Not Track 機能が備わっています。しかし、ほとんどのウェブサイトはこのような要求を無視しています。このブラウザでは InPrivate という閲覧モードもサポートされていますが、この場合閲覧履歴やクッキー、また一時ファイルは追跡されません。

Microsoft のブラウザはプライバシーに関する点では他にもメリットがあり、この点に関しては Google Chrome に勝り、最も安全なウェブ・ブラウザとならしめるものと言えるでしょう。同社がターゲット広告の販売から利益を生み出すことはありません。

Safari はカスタマイズ可能な安全な閲覧オプションを提供

Image of Safari browser

10 年以上の間、MacOS のユーザーは PC に Safari が予めインストールされていました。2018 年も最も安全なブラウザであると言えるでしょうか?前述の検索ツールに比べると、このブラウザにはより多くのセキュリティ上の欠陥やバグがあり、サイバー犯罪者たちによってそれを悪用される可能性があります。しかし、Safariではユーザーをサイバー脅威から守るための便利なプライバシーおよびセキュリティ対策が取られています:

  • 広告主を識別し、相互サイト・トラッキングを防止できるインテリジェント・トラッキング対策
  • 悪意のあるコードを検出し、マルウェアの感染を回避させる、ウェブサイト向けの内蔵サンドボックス機能
  • 潜在的に危険なウェブサイトまたは感染性のウェブサイトにアクセスする前に表示される有害サイト・アラート
  • 閲覧に関連のある情報の収集や保管を防止する、プライベート・ブラウズ機能

さらに、Safari では幅広いセキュリティおよびプライバシー設定が提供され 、位置情報設定の無効化や「Ask websites not to track me (ウェブサイトにトラッキングしないよう求める)」の有効化、その他いくつもの機能が利用できます。

Epic Privacy Browser は Google のサービスを無効化する

Image of Epic Privacy Browser

Hidden Reflex の Epic Privacy Browser は、Google Chrome と同じように Chromium オープン・ソース・プロジェクトをベースにしています。しかし、Epic は全ての Google サービスを無効化し、除去するという点が大きく異なります。そうなると、巨大なサーチ・エンジンはユーザーのステップを追跡できなくなります (Gmail にログインしたままウェブを閲覧している場合は除きます) 。

最も安全なブラウザのリストに Epic を含める主な理由は、このブラウザがプライベート・ブラウズ・モードのみで動作することと、Do Not Track 機能がデフォルトでオンになっているということによります。閲覧セッションが終わるごとに、クッキーやトラッキング・データ、および検索に関連のあるデータが削除されます。さらに、このブラウザは暗号化されたプロキシをオンにして、オンライン上のあらゆるユーザーの IP アドレスや他の情報が開示されるのを防いでくれます。

可能な場合、Epic は SSL 接続を使用し、パブリック Wi-Fi 接続を防御する他、アドブロック機能を内蔵しています。さらに、このプロキシはユーザーに関する情報を一切収集しません。唯一関心を示す情報は IP  アドレスですが、これは「地理的に関連のある検索結果を取得するため」です 。

しかし、主要なデメリットの 1 つは、このブラウザがアドオンのインストールを許可してくれないことです。開発会社は、拡張プログラムというものがユーザーのプライバシーを危険に晒す最も危険なコンポーネントであると主張しています。そこで、信頼性の高いわずか数個のアドオンのみをサポートしています。またウェブサイトの読込みに時間がかかることや、標準的な検索モディファイヤをスキップすることが報告されています。

Comodo Dragon Internet Browser は Chrome に似ているが、Windows ユーザーならより安全に感じるだろう

Image of Comodo Dragon Internet Browser

Epic Privacy Browser と同様に、Comodo Dragon は Chromium プロジェクトをベースにしています。このブラウザには Chrome のあらゆる機能が含まれていますが、ウェブを閲覧する際には、より高いセキュリティおよびプライバシーを提供します。Chrome がさほど好きではなく、それよりも Mozilla の方が良いという方なら、Comodo Ice Dragon バージョンを最も安全なブラウザに選ぶと良いでしょう。

このブラウザの主なメリットは以下のとおりです:

  • 安全な SSL 証明書を識別するドメイン検証テクノロジー
  • クッキーや他の追跡テクノロジーをブロック
  • ブラウザによるトラッキングのダウンロードを停止

さらに、このブラウザはよりユーザー・フレンドリーで便利に使用できるプラグインやアドオンをサポートします。しかし、ブラウザには 1 つ大きなデメリットがあります。対応しているのが Windows 8 や 7、Vista、および XP を含む旧版の Windows のバージョンのみになります。

Tor ブラウザは匿名性を提供

Image of Tor browser

Tor ウェブ・ブラウザはハッカーによって広く使われています。しかし、だからと言ってこのツールに何か怪しいところや危険性があるというわけではありません。実際、無料で利用できる最も安全な検索エンジンであるため、これも最も安全なブラウザの 1 つとして提示せねばならないでしょう。

Tor プロジェクト全体はボランティアによって管理され、ネット市民が匿名でウェブの閲覧ができるようにすることに特化しています。このプログラムは IP アドレスや物理的位置、閲覧に関連のある情報を隠し、複数の暗号化レイヤを使用して誰もユーザーのオンライン・アクティビティを見ることができないようにしています。ただし、これは VPN サービスではありません。

このブラウザは Firefox のよりクリーンで安全なバージョンです。HTTPS 接続を使用し、ロックされたウェブサイトへのアクセスや、ダーク・ウェブへのアクセスさえも許可します。ただし、この機能は利用すべきではありません。

しかし、Tor のデメリットとしては、パフォーマンスが遅いことや、使用が不便で若干複雑であることがあげられます。さらに、政府機関からは Tor を使用しているということが見えています。アクセスする先のサイトの内容や、どのようなアクティビティを実施しているかを見ることはできませんが、それでも相手にとっては疑わしいものと映る可能性があります 。

判決: 最も安全なブラウザの選択

「最も安全なブラウザ」のレビューにより、大事な事実が明らかになりました。つまり、前述のどのブラウザも完璧ではないということです。一部の検索ツールはマルウェアに対しては最大限の安全性を提供し、他のものは最高のプライバシー設定を保証し、簡単に匿名でオンラインを利用できるようにしてくれます。しかし、あまりユーザー・フレンドリーでなかったり、不便だったりする可能性もあります。

弊社の考えでは、2018 年の最も安全なブラウザのトップ 5 は以下になります:

  1. Google Chrome
  2. Tor
  3. Epic Privacy Browser
  4. Microsoft Edge
  5. Opera

しかし、最も安全なウェブ・ブラウザを探す時には、自分の好みにもとづいてブラウザを選択するとよいでしょう。開発者に対してどれほどの個人情報を開示するか、Google かサード・パーティか、閲覧中に広告を見たいか、などについて考えてみましょう。前述のブラウザは全てサイバー犯罪者からの保護を保証してくれます。ですから、必ず自分に最も適したものを選ぶようにしてください。

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