Drive.bat ウィルスを除去する (リムーバルガイド) - 2018年9月月更新

Drive.batウイルス削除方法

Drive.bat ウィルスとは?

Drive.bat ウィルスは危険なトロイの木馬で、被害者のデータを破壊し無用にする

Drive.bat トロイは USB 端末を狙います

Drive.bat ウィルスはトロイの木馬 に区分される有害なサイバー感染です。PC のユーザーは有害な広告をクリックしたり、drive.zip ファイルをダウンロードしたり、またスパムメールやファイルのバンドルを開いたりすることでこれをダウンロードすることがあります。しかし、これは 2004 年から例えば SD カードや USB フラッシュドライブ、ハードドライブなどの外部端末を経由して拡散し続けており、そこに保管されているあらゆるファイルやフォルダが USB 端末のものに似たショートカットに変換されます。その結果、データを開けず、読めなくなります。そのため、このトロイやしばしば Drive.bat ショートカットウィルスとも呼ばれています。

名前 Drive.bat ウィルス
タイプ トロイの木馬
他の呼び名 Drive.bat ショートカットウィルス、Drive.bat usb Trojan
配布 外部端末、drive.zip ファイル、スパムメールの添付ファイル、ソフトウェアバンドリング
危険度 高。感染した PC に繋がるあらゆる外部ドライブに保管されているデータが完全に失われます
症状 外部ドライブ (USB、SD カード、USB ハードドライブ、他) 上のフィアルやフォルダがショートカットに変換されます。
駆除 自動駆除のみ。トロイには最新版の強力なアンチマルウェアツールを利用して対処します。

一般に、Drive.bat に感染したファイルは 1 KB のサイズで、完全に失われているように見えます。幸いなことに、NoVirus.uk の専門家による分析では、ウィルスはデータを削除しておらず、ただ被害者に見えないようにしているだけであることが分かりました。このトロイは単にデータ階層の表示を破壊しているに過ぎないのです。

そこで、Drive.bat があなたのファイルに再びアクセスできないようにしなければなりません。この駆除プロセスは経験の浅い PC ユーザーには複雑な場合があります。弊社ではトロイの駆除には評判のよいアンチマルウェアソフトのご使用を勧めています。

Drive.bat ウィルスはデータ損失の危険性のために、危険度が高くなっています

その上、感染したショートカットは、例えばあなたの PC やそれに接続されている他の外部端末経由で拡散されるように作られています。被害者の多くは感染したデータにアクセスできるだろうと考えてそのショートカットをクリックしてしまいます。しかし、この行為こそ攻撃主がやって欲しいことなのです。どのような状況であっても、そのようなショートカットを「開いてはいけません」。

さらに、サイバーセキュリティの専門家は、このウィルスが将来的にバックドアとして行動する能力があると警告しています。このような主張が真実であったなら、システムにランサムウェアや他のリスクの高い PC ウィルスに感染させるために利用される可能性があるわけです 。

感染した被害者からはすでに IT フォーラムにその経験が投稿されています。どうやらこのサイバー脅威は Safe Mode であっても Windows Update やアンチウィルスソフトを (インストールや起動されないように) ブロックしてしまうことが判明しています。その上、インターネットへの接続により、突然オン、オフが切り替わり、カオス状態が発生することがあります。明らかに、このような問題を防ぐには Drive.bat ウィルスを駆除しなければなりません。

システムを守り、マルウェアの攻撃を防ぐには、強力なソフトウェアのご利用をお薦めします。そうすれば Drive.bat の除去も自動的に開始されます。FortectIntegoSpyHunter 5Combo Cleaner ならトロイを駆除するだけでなく、今後のセキュリティも維持してくれるため、これらをご使用になるとよいでしょう。

Drive.bat ウィルスは USB フラッシュのコンテンツを隠します。Drive.bat ウィルスはその仕事を終えると有害なショートカットを残します。

有害なプログラムを駆除するだけでは不十分なことに注意が必要です。以下にあげるヒントを読んで、今後 Drive.bat ウィルスに感染しないようにしましょう:

  • 評判のよいアンチマルウェアを使用してシステムを常に保護しておく
  • ファイルや貴重なデータはバックアップを取る
  • 知らない人物や団体から送られてきた怪しい Eメールや添付ファイルは開かない
  • アプリは認可済みのソースからのみダウンロードする

Drive.bat の除去は今すぐに行ってください

ファイルに隠れているウィルスにどのようにして感染するかを知っておこう

犯罪者はできるだけ多くの PC にトロイを感染させようとしています。そこで、その配布には 1 つだけでなく、複数のメソッドを使用します。

Drive.bat は以下を経由して拡散されます:

  • 有害な drive.zip ファイル
  • 有害な添付ファイルやリンクを含んでいるスパムメール
  • 極めて怪しいウェブサイトに表示される偽の広告
  • トロイのインストールを隠すサードパーティのアプリのファイルバンドル
  • 違法なトレントダウンロード

Drive.bat ショートカットウィルスは外部ドライブのファイルをアクセスできなくしてしまいます。

Drive.bat を駆除してファイルへのアクセスを取り戻す

トロイは自らの存在た足跡を隠す能力を持っていることがよくあります。そこで、手動による Drive.bat の除去は、特別な IT スキルを持っていない人にとってはほぼ無理でしょう。ご自分でウィルスを取り除こうとすると、感染したファイルを完全に使えなくしてしまう危険を犯すことになります。代わりに、「Drive.bat をシステムから除去する方法」に関する疑問をワンクリックで解決してくれる専用のセキュリティソフトを選びましょう。

マルウェアによってアンチウィルスのダウンロードが阻害される可能性があります。それを回避するには、PC を再起動して Safe Mode にする必要があります。これでウィルスが無効化され、システムの完全スキャンを実行できるようになります。

外部ドライブからウィルスのメインのショートカットを自動的に駆除します

  • マイコンピューターまたはこのコンピュータを開き、ショートカットトロイに感染した外部ドライブの上で右クリックします。
  • ウィルスをスキャンオプションを選択します。
  • 使用したいセキュリティツールを選び、それで外付けドライブをスキャンさせます。
  • 代わりに、Windows Defender を開いてその設定にアクセスします。
  • 拡張セクションを開き、リムーバブルドライブをスキャンを選択します。
  • セキュリティツールを選択します。

コマンドプロンプト (管理者) を使用して外部ドライブからショートカットトロイを駆除します

  • Windows キーの上で右クリックし、コマンドプロンプト (管理者) を選択します。
  • また、検索で cmd とタイプしてもコマンドプロンプト (管理者) を開くことができます。検索結果の上で右クリックし、管理者として実行を選択します。
  • 今度はご使用の USB (つまり E:) のドライブ文字を入力して Enter を押します。
  • del *.lnk と入力して Enter を押します。
  • コマンドが実行されたら、attrib -s -r -h *.* /s.d/l/ コマンドをコピー&ペースとしてください。Enter を押して実行します。
  • ここで外部ドライブを開いてデータが復元されたかどうか調べてください。
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Fortect Intego を使用してもウィルスによるダメージを取り除けなかった場合は、弊社のサポートチームに 質問を送信 し、できるだけ詳しい情報をお送りください。
Fortect Intego には無料の限定スキャナがあります。 Fortect Intego の完全版を購入されると、スキャンを通じてその他の機能もご利用いただけます。無料スキャナで問題が検出されたら、手動による無料修復ツールを使用して修復するか、自動的にそれらを修復するために完全版をご購入いただくこともできます。
代替ソフト
それぞれのソフトウェアには各々の目的があります。Fortect では感染したファイルを修復できなかった場合は、SpyHunter 5 をお試しください。
代替ソフト
それぞれのソフトウェアには各々の目的があります。Intego では感染したファイルを修復できなかった場合は、Combo Cleaner をお試しください。

手動 Drive.batウイルス削除方法

ランサムウェア: セーフモードにおける手動によるランサムウェアの駆除

このトロイの木馬を駆除したい場合は、PC を再起動して Safe Mode with Networking にする方法を説明する以下のガイドをお読みください。

重要です! →
一般的な PC ユーザーの方には手動による駆除ガイドはやや難しく感じられるかもしれません。正しく実行するためには IT に関する詳しい知識が求められ (重要なシステムファイルが削除され、あるいは破損した場合、Windows 全体の感染に繋がる恐れがあります)、さらに完了までに何時間もかかる場合があります。そこで、上述の自動的なメソッドの使用を強くお勧めします。

ステップ 1。「セーフモードとネットワーク」に移動する

手動によるマルウェアの駆除はセーフモード環境で行うのが最適です。 

Windows 7 / Vista / XP

  1. スタート > シャットダウン > 再起動 > OK の順にクリックします。
  2. PC がアクティブになったら「詳細ブートオプション」ウィンドウが表示されるまで F8 ボタンを複数回押します (機能しない場合は F2、F12、Del などを押してみてください – マザーボードのモデルにより異なります) 。
  3. リストでセーフモードとネットワークを選択します。 ランサムウェア: セーフモードにおける手動によるランサムウェアの駆除

Windows 10 / Windows 8

  1. スタートボタンをクリックして設定を選択します。
    ランサムウェア: セーフモードにおける手動によるランサムウェアの駆除
  2. スクロールダウンして更新とセキュリティを選択します。
    ランサムウェア: セーフモードにおける手動によるランサムウェアの駆除
  3. ウィンドウの左側で回復を選択します。
  4. 今度はスクロールダウンしてPCの起動をカスタマイズするを見つけます。
  5. 今すぐ再起動をクリックします。
    ランサムウェア: セーフモードにおける手動によるランサムウェアの駆除
  6. トラブルシューティングを選択します。 ランサムウェア: セーフモードにおける手動によるランサムウェアの駆除
  7. 詳細オプションに移動します。 ランサムウェア: セーフモードにおける手動によるランサムウェアの駆除
  8. スタートアップ設定を選択します。 ランサムウェア: セーフモードにおける手動によるランサムウェアの駆除
  9. 再起動を押します。
  10. ここで 5 を押すか、5) セーフモードとネットワークを有効にするをクリックします。 ランサムウェア: セーフモードにおける手動によるランサムウェアの駆除

ステップ 2. 怪しいプロセスをシャットダウンする

Windows タスクマネージャーはバックグラウンドで稼働しているプロセスをすべて表示できる便利なツールです。マルウェアがプロセスを実行している場合は、それをシャットダウンしなければなりません:

  1. キーボードの Ctrl + Shift + Esc を押して Windows タスクマネージャーを開きます。
  2. 詳細をクリックします。
    ランサムウェア: セーフモードにおける手動によるランサムウェアの駆除
  3. バックグラウンドプロセスセクションまでスクロールダウンし、怪しいものを探します。
  4. 右クリックしてファイルの場所を開くを選択します。
    ランサムウェア: セーフモードにおける手動によるランサムウェアの駆除
  5. プロセスに戻り、右クリックしてタスクの終了を選択します。
    ランサムウェア: セーフモードにおける手動によるランサムウェアの駆除
  6. 有害なフォルダのコンテンツを削除します。

ステップ 3. プログラムスタートアップをチェックする

  1. キーボードで Ctrl + Shift + Esc を押して Windows タスクマネージャーを開きます。
  2. スタートアップタブに移動します。
  3. 怪しいプログラムの上で右クリックして無効化を選択します。
    ランサムウェア: セーフモードにおける手動によるランサムウェアの駆除

ステップ 4. ウィルスファイルを削除する

PC の中で、あちらこちらにマルウェア関連のファイルが見つかることがあります。以下はその見つけ方のヒントです:

  1. Windows の検索ボックスにディスククリーンアップと入力して Enter を押します。
    ランサムウェア: セーフモードにおける手動によるランサムウェアの駆除
  2. クリーンアップするドライブを選択します (既定により C: がメインのドライブで、有害なファイルはここにありそうです)。
  3. 削除するファイルリストをスクロールして以下を選択します:

    Temporary Internet Files
    Downloads
    Recycle Bin
    Temporary files

  4. システムファイルのクリーンアップを選択します。
    ランサムウェア: セーフモードにおける手動によるランサムウェアの駆除
  5. 他にも以下のフォルダ内に隠れている有害なファイルを探してみてください (Windows 検索ボックスで以下のエントリを入力して Enter を押します):

    %AppData%
    %LocalAppData%
    %ProgramData%
    %WinDir%

終了したら、PC を通常モードで再起動します。

System Restore を使用して Drive.bat を削除

最初のメソッドがうまくいかない場合は、コマンドプロンプト機能を使用して Drive.bat をシステムから除去してみてください。

  • 手順 1: Safe Mode with Command Prompt へコンピュータを再起動
    Windows 7 / Vista / XP
    1. Start Shutdown Restart OK をクリック.
    2. コンピュータがアクティブ状態になったら、 Advanced Boot Options ウィンドウが表示されるまで、 F8 を何度か押下します。
    3. リストから Command Prompt を選択 'Safe Mode with Command Prompt' を選択

    Windows 10 / Windows 8
    1. Windows ログイン画面で Power ボタンを押下します。 その後、キーボードの Shift を押し続け、 Restart をクリックします。.
    2. ここで、 Troubleshoot Advanced options Startup Settings を選択し、最後に Restart を押下します。
    3. コンピュータがアクティブ状態になったら、 Startup Settings ウィンドウの Enable Safe Mode with Command Prompt を選択します。 'Enable Safe Mode with Command Prompt' を選択
  • 手順 2: システムファイルと設定の復元
    1. Command Prompt ウィンドウが表示されたら、 cd restore を入力し Enter をクリックします。 引用符なしで 'cd restore' を入力し、 'Enter' を押下します
    2. ここで rstrui.exe を入力し、もう一度 Enter を押下します。. 引用符なしで 'rstrui.exe' を入力し、 'Enter' を押下します
    3. 新しいウィンドウが表示されたら、 Next をクリックし、Drive.bat が侵入する前の復元ポイントを選択します。選択後、 Next をクリックします。 'System Restore' ウィンドウが表示されたら、 'Next' を選択します 復元ポイントを選択し、 'Next' をクリックします
    4. ここで Yes をクリックし、システムの復元を開始します。 'Yes' をクリックし、システムの復 を開始します
    システムを前の日の日付に復元したら、FortectIntego をダウンロードして PC をスキャンし、Drive.bat の除去が正常に行われたことを確認してください。

最後に、クリプト・ランサムウェアから身を守るよう、常に気をつけてください。Drive.bat やその他のランサムウェアからコンピュータを守るためには、 FortectIntegoSpyHunter 5Combo CleanerMalwarebytes などの評価が高いアンチスパイウェアを使用してください

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政府のスパイ行為を許してはいけません

政府は利用者のデータの追跡あるいは市民へのスパイ行為に関しては多くの問題を抱えています。そこで、このことを考慮に入れて、怪しい情報収集の行いについて学びましょう。インターネット上では完全匿名にすることにより、迷惑な政府系の追跡行為を避けましょう。

オンラインにアクセスするために違うロケーションを選択し、特定のコンテンツ制限もなく、オンラインに接続して欲しいものにアクセスする時、別の場所を選択することができます。 Private Internet Access VPN を使用すると、ハッキングされるリスクがなく、簡単にインターネット接続をお楽しみいただけます。

政府の他の迷惑な当事者によりアクセス可能な情報をコントロールし、スパイ行為を受けずにオンラインサーフィンをお楽しみください。不法行為に関与しておらず、また自分のサービス、プラットフォームのセレクションを信頼していたとしても、自分自身の安全性を常に疑い、 VPN サービスを使用して予防的措置を講じておきましょう。

マルウェアの攻撃に遭った場合に備えて、バックアップファイルを作りましょう

コンピュータを使用していると、サイバー感染や自分のうっかりミスによりいろいろなものを失くして困ることがあります。マルウェアによって生じるソフトウェアの問題や暗号化による直接的なデータの損失から端末の問題や恒久的なダメージに繋がる恐れがあります。そんな時に適切な 最新のバックアップ があれば、そのような場面に遭遇しても簡単に元通りに回復して仕事に戻れます。

端末に何か変更を加えたらバックアップを取っておけば、マルウェアが何かを変更したり端末の問題が原因でデータの破壊やパフォーマンスの低下が発生した時点に戻すことができるため、バックアップの作成は不可欠です。元に戻せる機能を利用して、日常の、あるいは毎週ごとの習慣としてバックアップを取るようにしましょう。

なにか重要なドキュメントやプロジェクトの前のバージョンを取ってあれば、ストレスや障害も防げます。マルウェアが突如として現れた場合に大変便利です。システム復元には Data Recovery Pro をぜひご利用ください。

著者について
Olivia Morelli
Olivia Morelli

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