“Error #268D3” ウィルスを除去する (リムーバルインストラクション) - 2021年Jan月更新
“Error #268D3” ウィルスを見分けるには?
PC が “Error #268D3” ウィルスに感染したら、閲覧中に迷惑なポップアップ・メッセージが表示されたり、 Microsoftsupportdesk.com や他の偽のサイトにリダイレクトされるようになったりします。
“Error #268D3” マルウェアは Microsoft のロゴが一面に表示されている怪しいウェブサイトを開き、このようなウェブサイトでは直ちに “ ** あなたの PC はブロックされました ** “ という一行で始まる大きな警告画面がポップアップ表示されます。その下にはエラーコードの #268D3 が書かれ、すぐにテクニカル・サポートに電話するようにと書かれています。
メッセージには、ユーザーの PC がウィルスやスパイウェアに感染しており、パスワードやクレジットカードの詳細情報、また写真が盗まれているとい書かれています。このメッセージでは、5 分以内に表示された電話番号に電話をかけるように要求しています。そうしないと PC が動かなくなると言うのです。ご心配はいりません。5 分、10 分、またそれ以上たっても、PC が動かなくなることはありません。
このようにして、このアドウェア・タイプのソフトはあなたを怖気づかせようとしているのです。このようなばかげたメッセージが表示されたら、無視した上で、今すぐにエラー #268D3 というエラー・ウィルスを PC から除去しなければなりません。相手は偽のテクニカル・サポート詐欺師であり、あなたを怖気づかせて指定した番号に電話をかけさせることを目的としているからです。次の偽のテクニカル・サポート番号には「電話をかけないでください」:
- 855-712-8551
- 855-976-9325
- 855-466-6491
“Error #268D3” ウィルス
テクニカル・サポート詐欺師の目的は?
“Error #268D3” 詐欺師たちが目指しているのは、PC ユーザーに電話をかけさせることであり、その主たる目的は PC ユーザーから PC へのアクセス権を得ることです。そうすることで、詐欺師たちはトロイやウィルス、またワームなどの悪意のあるプログラムを PC システムに置くことができるわけです。それらを使ってあなたを盗み見て、個人情報や銀行の情報を盗み出そうとするため、注意してください。
しかし、詐欺師の中には被害者の PC へのアクセスを求めない代わりに、話をしながら偽のアンチ・スパイウェアやアンチ・マルウェア・プログラムを買わせようとする者もいます。そのような詐欺師にだまされたいためには、“Error #268D3” という広告に気付いた時点ですぐに、最近 PC システムにインストールされたプログラムのリストを調べるべきです。
PC に不慣れなユーザーの場合は、ReimageIntego のような良く知られた信頼のおけるアンチ・マルウェア・プログラムを使って “Error #268D3# アドウェアを検出することもできますが、ご希望であれば “Error #268D3” を手動で除去することもできます。“Error #268D3” を上手に除去するには、2 ページ記載のガイドをお読みください。
Error #268D3 はどうやって PC を乗っ取ったの?
通常、このような潜在的に迷惑なプログラム (PUP) は他のフリー・ソフトと一緒に拡散され、知らないうちにインストールされていることがあります。
このような追加プログラムの存在についての記述が「デフォルト」あるいは「標準」インストール設定に隠されているためにこのような事が起きるのですが、大半の PC ユーザーがこれらのインストール方式を信頼するものです。
オプションのアプリのインストールを避けるには、「カスタム」または「拡張」オプションを選択し、不要な追加プログラムの選択を外して、インストールしないようにしてください。そうしてから、いつものようにインストール・プロセスを完了すればよいでしょう。
従業員やご家族のみなさんにもソフトウェアの正しいインストール方法をお知らせして、テクニカル・サポート詐欺についても注意されることをお勧めします。
PC から Error #268D3 アドウェアを除去するには?
Error #268D3 ウィルスはできるだけ素早く除去すべきですが、それはこのプログラムが PC のパフォーマンスを劣化させ、果てしなくポップアップ広告を生み出し、PC ユーザーを騙そうとするからです。
サイバー犯罪者たちは Microsoft という名前に隠れて騙そうとしますが、Error #268D3 広告は偽物であること、また Microsoft 社とは無縁であることを覚えて置かねばなりません。Microsoft 社のサポートでは、あなたの個人情報やクレジットカードの詳細情報を電話で提供するように求めることは決してありません。
PC の画面に次々と現れるこのような偽の警告を止めるには、Error #268D3 を自動または手動により除去する方法を用いるべきです。ご自分に合った方法を選び、すぐさまこのアドウェア・パラサイトを消去してしまいましょう。
ウィルスによる破損は ReimageIntego を利用して取り除くことができます。 潜在的に迷惑なプログラムおよびウィルスと、関連の全てのファイルおよびレジストリエントリの検出には SpyHunter 5Combo Cleaner および Malwarebytes をお勧めします。
手動 “Error #268D3”ウイルス削除方法:
削除する“Error #268D3” からWindows システム
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Start → Control Panel → Programs and Featuresをクリック(Windows XPのユーザーであれば、Add/Remove Programsをクリック)。
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Windows 10 / Windows 8ユーザーはスクリーン左下を右クリック。Quick Access Menuが表示されたらControl PanelとUninstall a Programを選択。
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“Error #268D3”と関連プログラムのアンインストール
ここで“Error #268D3”とそれ以外に最近インストールした不審なプログラムを見つける。 -
アンインストール後、OKをクリックし変更を保存する。
削除する“Error #268D3” からMac OS X system
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OS Xを使用している場合は、画面左上のGoボタンをクリックしApplicationsを選択
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Applicationsフォルダが表示されたら“Error #268D3”もしくは他の不審なプログラムを探し、それぞれ右クリックしMove to Trashを選択する。
削除する“Error #268D3” からInternet Explorer (IE)
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危険なアドオン(拡張機能)の削除
Internet Explorerを開きブラウザー右上のツール(IEメニューの歯車アイコン)をクリック、Manage Add-onsを選択。 -
Manage Add-onsウィンドウが開く。 “Error #268D3”やその他の不審なプラグインを探し、Disableをクリックし無効にする:
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ウイルスの影響でホームページも改ざんされていれば変更する:
ブラウザー右上のツール(メニューの歯車アイコン)をクリックしInternet Optionsを選択。タブはGeneralのままで。 -
ここでは悪質なURLを削除し希望のドメイン名を入力。Applyで変更を保存。
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Internet Explorerのリセット
ツール(メニューの歯車アイコン)に再度行き、Internet optionsを選択。Advancedのタブを開く。 - Resetを選択。
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新しいウィンドウが開いたら、Delete personal settingsをチェックの上Resetを選択し“Error #268D3”の削除を完了する。
Microsoft Edge から “Error #268D3” ウィルスを除去する
Microsoft Edge の設定をリセット (メソッド 1):
- Microsoft Edge アプリを起動し、[More] (画面の右上コーナーにある 3 つのドット) をクリックします。
- [Settings] をクリックしてオプションの詳細を表示します。
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[Settings] ウィンドウが表示されたら、[Clear browsing data] オプションの下にある [Choose what to clear] ボタンをクリックします。
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ここで、除去したいものをすべて選択し、[Clear] をクリックします。
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今度は [Start] ボタン (Windows ロゴ) を右クリックしてください。ここで、[Task Manager] を選択します。
- [Processes] タブで、Microsoft Edge を探します。
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その上で右クリックし、[Go to details] オプションを選びます。[Go to details] オプションがない場合は、[More details] をクリックして前のステップを繰り返します。
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[Details] タブが表示されたら、Microsoft Edge という名前が入っているエントリをすべで探します。それぞれの上で右クリックし、[End Task] を選択してこれらのエントリを終了します。
[Microsoft Edge] ブラウザをリセットする (メソッド 2):
メソッド 1 がうまくいかなかった場合は、より詳細な Edge のリセット・メソッドを行う必要があります。
- メモ: このメソッドを使用する前に、データをバックアップする必要があります。
- PC でこのフォルダを見つけます。
C:\Users\%username%\AppData\Local\Packages\Microsoft.MicrosoftEdge_8wekyb3d8bbwe.
-
そこに保存されている全てのエントリを選択し、マウスで右クリックします。次に、[Delete] オプションを選択します。
- [Start] ボタン (Windows ロゴ) をクリックし、[Search my stuff] の行に [window power] と入力します。
-
[Windows PowerShell] エントリを右クリックし、[Run as administrator] を選択します。
- [管理者: Windows PowerShell] ウィンドウが開いたら、次のコマンドラインを PS C:\WINDOWS\system32> の後ろに貼り付けて、 [Enter] を押します:
Get-AppXPackage -AllUsers -Name Microsoft.MicrosoftEdge | Foreach {Add-AppxPackage -DisableDevelopmentMode -Register $($_.InstallLocation)\AppXManifest.xml -Verbose}
これらのステップが終了すると、[Microsoft Edge] ブラウザから “Error #268D3” が除去されるはずです。
削除する“Error #268D3” からMozilla Firefox (FF)
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危険な拡張機能を削除
Mozilla Firefoxを開き右上のメニューアイコンをクリック。Add-ons → Extensionsを選択する。 -
“Error #268D3”とその他の不審なプラグインを選ぶ。 Removeを選択し、エントリーを削除する。
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Mozilla Firefoxのリセット
左上のFirefoxメニューをからクエスチョン•マークをクリック。Troubleshooting Informationを選択する。 -
Reset FirefoxボタンのついたReset Firefox to its default stateが表示される。 このボタンを数回クリックし、“Error #268D3”の削除を完了する。
削除する“Error #268D3” からGoogle Chrome
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悪質なプラグインの削除
Google Chromeを開き右上のメニューアイコンをクリック。Tools → Extensionsを選択する。 -
ここで“Error #268D3”とその他の悪質なプラグインを選択し、ゴミ箱アイコンを選びこれらを削除する。
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再度メニューアイコンをクリックし、Search欄からSettings → Manage Search enginesを選択。
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Search Engines...が開いたら、悪質な検索サイトを削除する。Googleもしくはユーザー希望のドメイン名のみを残す。
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Google Chromeのリセット
Google Chromeの右上のメニューアイコンをクリックし、Settingsを選択。 -
ページの一番下までスクロールしReset browser settingsをクリック。
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Resetをクリックし変更を確認し、“Error #268D3”の削除を完了する。
削除する“Error #268D3” からSafari
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危険な拡張機能を削除
Safariウェブブラウザーを開き、画面左上のメニューよりSafariをクリック。その後Preferencesを選択する。 -
Extensionsを選択し“Error #268D3”もしくは他の不審なエントリーを見つけ、Uninstallボタンをクリックしそれぞれ削除する。
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Safariのリセット
Safariブラウザーを開き画面左上のメニュー欄から Safariをクリックする。 -
次の画面では詳細なリセットオプションが表示される。通常オプションは全てチェックされているが、リセット希望の項目を選択する事も可能である。 Resetボタンをクリックし “Error #268D3”の削除を完了させる。
政府のスパイ行為を許してはいけません
政府は利用者のデータの追跡あるいは市民へのスパイ行為に関しては多くの問題を抱えています。そこで、このことを考慮に入れて、怪しい情報収集の行いについて学びましょう。インターネット上では完全匿名にすることにより、迷惑な政府系の追跡行為を避けましょう。
オンラインにアクセスするために違うロケーションを選択し、特定のコンテンツ制限もなく、オンラインに接続して欲しいものにアクセスする時、別の場所を選択することができます。 Private Internet Access VPN を使用すると、ハッキングされるリスクがなく、簡単にインターネット接続をお楽しみいただけます。
政府の他の迷惑な当事者によりアクセス可能な情報をコントロールし、スパイ行為を受けずにオンラインサーフィンをお楽しみください。不法行為に関与しておらず、また自分のサービス、プラットフォームのセレクションを信頼していたとしても、自分自身の安全性を常に疑い、 VPN サービスを使用して予防的措置を講じておきましょう。
マルウェアの攻撃に遭った場合に備えて、バックアップファイルを作りましょう
コンピュータを使用していると、サイバー感染や自分のうっかりミスによりいろいろなものを失くして困ることがあります。マルウェアによって生じるソフトウェアの問題や暗号化による直接的なデータの損失から端末の問題や恒久的なダメージに繋がる恐れがあります。そんな時に適切な 最新のバックアップ があれば、そのような場面に遭遇しても簡単に元通りに回復して仕事に戻れます。
端末に何か変更を加えたらバックアップを取っておけば、マルウェアが何かを変更したり端末の問題が原因でデータの破壊やパフォーマンスの低下が発生した時点に戻すことができるため、バックアップの作成は不可欠です。元に戻せる機能を利用して、日常の、あるいは毎週ごとの習慣としてバックアップを取るようにしましょう。
なにか重要なドキュメントやプロジェクトの前のバージョンを取ってあれば、ストレスや障害も防げます。マルウェアが突如として現れた場合に大変便利です。システム復元には Data Recovery Pro をぜひご利用ください。
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