削除 URL:Mal (リムーバルインストラクション) - 2021年Jan月更新
URL:Mal は合法的な Avast の警告メッセージだが、アドウェアの作成者に悪用される可能性あり
URL:Mal は Avast や別のアンチウィルスエンジンにより表示される警告メッセージです。通常、これはユーザーが有害なサイトまたは怪しいサイトにアクセスしそうになるとポップアップ表示され、セキュリティソフトウェアが入らないようにブロックします。これは正常な振舞いであり、無視してはいけないものです。しかし、サイバー犯罪者はこのアラートをまんまと悪用し、これを偽のメッセージであると表示してユーザーをだまし、偽のソフトウェアをインストールさせたり個人情報を開示させたりします。URL:Mal について詳しくお知りになりたい場合は、このまま本記事をお読みください。
名前 | URL:Mal |
タイプ | アドウェア |
目的 | ユーザーに偽のソフトウェアをインストールさせる、あるいは個人データを開示させる |
主な危険性 | マルウェアの感染、ID 窃盗、銀行口座からお金を盗む |
症状 | 偽のメッセージ、リダイレクト、ポップアップ広告、他 |
配布 | ソフトウェアバンドリング、怪しいウェブサイト |
駆除 | URL:Mal は ReimageIntego を使用するか、下記の弊社の手動による除去ガイドをお読みください |
URL:Mal の警告は、Amazon.com や Wikipedia.com など全く合法的なウェブサイトにアクセスするたびにこの警告がポップアップ表示されるようになると、怪しさが目立つようになります。これらのサイトでは広告コンテンツが表示されることはなく、有害なサイトでもありません。
有害な URL:Mal ウィルスは元の警告メッセージに瓜二つに見えます。ほとんどの場合、ユーザーが PC に有害なアドオンやプラグイン、また拡張機能をインストールすると表示されるようになります。またお気に入りのウェブサイトにアクセスできないようにブロックすることもあるため、このポップアップメッセージが本物であると勘違いしてしまう危険性も高くなります。
ほとんどの場合、URL:Mal の偽のアラートは疑うことをしないユーザーからお金を巻き上げるために使われています 。しかし、ユーザーを騙して他の PUP をインストールさせたり、怪しいウェブサイトにリダイレクトさせたりする他、個人データを刈り取るために用いられる偽のアンケートを表示することもあります。
最後に、偽の URL:Mal メッセージは怪しいソフトウェア (一般にスケアウェアやブロートウェア) のダウンロードおよびインストールを勧めるドメインに被害者を誘導することがあります。URL:Mal 警告メッセージに何かおかしいと感じたら、相手が勧めてくるプログラムのダウンロードやインストールの提案、また更新プログラムは必ず無視してください。
偽のメッセージの他に、このアドウェアには以下の能力があります:
- ユーザーの知らないうちに他のソフトウェアをインストールする
- 駆除されないように特定のシステム設定を改ざんする
- PC をスローダウンさせる
- 迷惑な広告でコンテンツを覆い隠してウェブの閲覧を邪魔する
アドウェアに感染したと思ったら、ReimageIntego で PC をスキャンして URL:Mal ウィルスを駆除することができます。これは誤検出の原因となる潜在的に迷惑なプログラムをすべて検出し、PC からアドウェアを駆除してくれます。
さらに、URL:Mal のようなタイプのウィルスは他にもトロイの木馬やスパイウェアなどのリスクの高い PC ウィルスをこっそりと感染させる場合たあるため、できるだけ速やかに駆除すべきです。Virusi.hr の専門家によると、これらのサイバー脅威は自分で駆除しない方が良いそうです。
URL:Mal は Avast、AVG および他のアンチウィルスがマルウェアの埋め込まれたウェブサイトを検出する際の正式なコードです。しかし、サイバー詐欺師が作成した偽のアラートの場合もあります。
アドウェアはソフトウェアバンドルで配布される
潜在的に迷惑なプログラムがシステムに入り込む最も一般的な方法はソフトウェアバンドリングです。一般に、人々はフリーアプリをダウンロードすると、他にもインストールされるとは思ってもみないものです。このマーケティング戦略が PUP の開発者によっても広く用いられているのです 。
しかし、ダウンロードまたはインストールのプロセスの際に注意を払っていれば、アドウェアプログラムは簡単に回避することができます。第一に、プロセスの際に「拡張」または「カスタム」設定を選択してください。こうすると潜在的に迷惑なプログラムのインストールを許可するように予め選択されているチェックマークが表示されます。必ずそれらのチェックマークを外してください。
さらに、オンライン広告には近寄らないことをお勧めします。クリックすると、アドウェアや他のハイリスクな PC ウィルスに感染させられるかもしれません。そこで、強力なアンチスパイウェアソフトを使用して PC や保存されている貴重な情報を保護しましょう。
最も簡単な URL:Mal ウィルスの除去ガイド
Avast URL:Mal 警告が本物かどうかを判別するのは難しいため、専用のセキュリティソフトを使用してシステムを二重にチェックすべきです。ご使用の PC をスキャンし、アドウェアが PC に存在していないことを確かめましょう。もし PC に感染していたら、アンチウィルスツールが除去してくれます。
さらに、アドウェアプログラムはひとりでに旅をすることはないということを覚えておきましょう — そのコンポーネントもシステムにダメージを被らせる場合があります。そこで、URL:Mal を除去するだけでなく、そのエレメントも除去してください。そのためには、以下のリストからアンチマルウェアツールをどれかお選びください。
URL:Mal の除去を手動で行いたい場合は、下記のガイドを必ずお読みください。それを読めば、アドウェア関連のコンポーネントを検出し、隠れた危険を取り除くことができます。
ウィルスによる破損は ReimageIntego を利用して取り除くことができます。 潜在的に迷惑なプログラムおよびウィルスと、関連の全てのファイルおよびレジストリエントリの検出には SpyHunter 5Combo Cleaner および Malwarebytes をお勧めします。
手動 URL:Mal削除方法:
削除するURL:Mal からWindows システム
URL:Mal のポップアップがひっきりなしに表示される場合は、以下のガイドに従って Windows をクリーンアップする必要があります:
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Start → Control Panel → Programs and Featuresをクリック(Windows XPのユーザーであれば、Add/Remove Programsをクリック)。
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Windows 10 / Windows 8ユーザーはスクリーン左下を右クリック。Quick Access Menuが表示されたらControl PanelとUninstall a Programを選択。
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URL:Malと関連プログラムのアンインストール
ここでURL:Malとそれ以外に最近インストールした不審なプログラムを見つける。 -
アンインストール後、OKをクリックし変更を保存する。
削除するURL:Mal からMac OS X system
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OS Xを使用している場合は、画面左上のGoボタンをクリックしApplicationsを選択
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Applicationsフォルダが表示されたらURL:Malもしくは他の不審なプログラムを探し、それぞれ右クリックしMove to Trashを選択する。
削除するURL:Mal からInternet Explorer (IE)
怪しいエントリをすべてアンインストールすることで、Internet Explorer からアドウェアを駆除できます。
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危険なアドオン(拡張機能)の削除
Internet Explorerを開きブラウザー右上のツール(IEメニューの歯車アイコン)をクリック、Manage Add-onsを選択。 -
Manage Add-onsウィンドウが開く。 URL:Malやその他の不審なプラグインを探し、Disableをクリックし無効にする:
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ウイルスの影響でホームページも改ざんされていれば変更する:
ブラウザー右上のツール(メニューの歯車アイコン)をクリックしInternet Optionsを選択。タブはGeneralのままで。 -
ここでは悪質なURLを削除し希望のドメイン名を入力。Applyで変更を保存。
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Internet Explorerのリセット
ツール(メニューの歯車アイコン)に再度行き、Internet optionsを選択。Advancedのタブを開く。 - Resetを選択。
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新しいウィンドウが開いたら、Delete personal settingsをチェックの上Resetを選択しURL:Malの削除を完了する。
削除するURL:Mal からMicrosoft Edge
Microsoft Edge の設定をリセット (メソッド 1):
- Microsoft Edge アプリを起動し、[More] (画面の右上コーナーにある 3 つのドット) をクリックします。
- [Settings] をクリックしてオプションの詳細を表示します。
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[Settings] ウィンドウが表示されたら、[Clear browsing data] オプションの下にある [Choose what to clear] ボタンをクリックします。
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ここで、除去したいものをすべて選択し、[Clear] をクリックします。
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今度は [Start] ボタン (Windows ロゴ) を右クリックしてください。ここで、[Task Manager] を選択します。
- [Processes] タブで、Microsoft Edge を探します。
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その上で右クリックし、[Go to details] オプションを選びます。[Go to details] オプションがない場合は、[More details] をクリックして前のステップを繰り返します。
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[Details] タブが表示されたら、Microsoft Edge という名前が入っているエントリをすべで探します。それぞれの上で右クリックし、[End Task] を選択してこれらのエントリを終了します。
[Microsoft Edge] ブラウザをリセットする (メソッド 2):
メソッド 1 がうまくいかなかった場合は、より詳細な Edge のリセット・メソッドを行う必要があります。
- メモ: このメソッドを使用する前に、データをバックアップする必要があります。
- PC でこのフォルダを見つけます。
C:\Users\%username%\AppData\Local\Packages\Microsoft.MicrosoftEdge_8wekyb3d8bbwe.
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そこに保存されている全てのエントリを選択し、マウスで右クリックします。次に、[Delete] オプションを選択します。
- [Start] ボタン (Windows ロゴ) をクリックし、[Search my stuff] の行に [window power] と入力します。
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[Windows PowerShell] エントリを右クリックし、[Run as administrator] を選択します。
- [管理者: Windows PowerShell] ウィンドウが開いたら、次のコマンドラインを PS C:\WINDOWS\system32> の後ろに貼り付けて、 [Enter] を押します:
Get-AppXPackage -AllUsers -Name Microsoft.MicrosoftEdge | Foreach {Add-AppxPackage -DisableDevelopmentMode -Register $($_.InstallLocation)\AppXManifest.xml -Verbose}
これらのステップが終了すると、[Microsoft Edge] ブラウザから URL:Mal が除去されるはずです。
削除するURL:Mal からMozilla Firefox (FF)
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危険な拡張機能を削除
Mozilla Firefoxを開き右上のメニューアイコンをクリック。Add-ons → Extensionsを選択する。 -
URL:Malとその他の不審なプラグインを選ぶ。 Removeを選択し、エントリーを削除する。
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Mozilla Firefoxのリセット
左上のFirefoxメニューをからクエスチョン•マークをクリック。Troubleshooting Informationを選択する。 -
Reset FirefoxボタンのついたReset Firefox to its default stateが表示される。 このボタンを数回クリックし、URL:Malの削除を完了する。
削除するURL:Mal からGoogle Chrome
アドウェア関連のコンポーネントをすべて削除して、Chrome から URL:Mal ポップアップを駆除しましょう。
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悪質なプラグインの削除
Google Chromeを開き右上のメニューアイコンをクリック。Tools → Extensionsを選択する。 -
ここでURL:Malとその他の悪質なプラグインを選択し、ゴミ箱アイコンを選びこれらを削除する。
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再度メニューアイコンをクリックし、Search欄からSettings → Manage Search enginesを選択。
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Search Engines...が開いたら、悪質な検索サイトを削除する。Googleもしくはユーザー希望のドメイン名のみを残す。
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Google Chromeのリセット
Google Chromeの右上のメニューアイコンをクリックし、Settingsを選択。 -
ページの一番下までスクロールしReset browser settingsをクリック。
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Resetをクリックし変更を確認し、URL:Malの削除を完了する。
削除するURL:Mal からSafari
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危険な拡張機能を削除
Safariウェブブラウザーを開き、画面左上のメニューよりSafariをクリック。その後Preferencesを選択する。 -
Extensionsを選択しURL:Malもしくは他の不審なエントリーを見つけ、Uninstallボタンをクリックしそれぞれ削除する。
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Safariのリセット
Safariブラウザーを開き画面左上のメニュー欄から Safariをクリックする。 -
次の画面では詳細なリセットオプションが表示される。通常オプションは全てチェックされているが、リセット希望の項目を選択する事も可能である。 Resetボタンをクリックし URL:Malの削除を完了させる。
政府のスパイ行為を許してはいけません
政府は利用者のデータの追跡あるいは市民へのスパイ行為に関しては多くの問題を抱えています。そこで、このことを考慮に入れて、怪しい情報収集の行いについて学びましょう。インターネット上では完全匿名にすることにより、迷惑な政府系の追跡行為を避けましょう。
オンラインにアクセスするために違うロケーションを選択し、特定のコンテンツ制限もなく、オンラインに接続して欲しいものにアクセスする時、別の場所を選択することができます。 Private Internet Access VPN を使用すると、ハッキングされるリスクがなく、簡単にインターネット接続をお楽しみいただけます。
政府の他の迷惑な当事者によりアクセス可能な情報をコントロールし、スパイ行為を受けずにオンラインサーフィンをお楽しみください。不法行為に関与しておらず、また自分のサービス、プラットフォームのセレクションを信頼していたとしても、自分自身の安全性を常に疑い、 VPN サービスを使用して予防的措置を講じておきましょう。
マルウェアの攻撃に遭った場合に備えて、バックアップファイルを作りましょう
コンピュータを使用していると、サイバー感染や自分のうっかりミスによりいろいろなものを失くして困ることがあります。マルウェアによって生じるソフトウェアの問題や暗号化による直接的なデータの損失から端末の問題や恒久的なダメージに繋がる恐れがあります。そんな時に適切な 最新のバックアップ があれば、そのような場面に遭遇しても簡単に元通りに回復して仕事に戻れます。
端末に何か変更を加えたらバックアップを取っておけば、マルウェアが何かを変更したり端末の問題が原因でデータの破壊やパフォーマンスの低下が発生した時点に戻すことができるため、バックアップの作成は不可欠です。元に戻せる機能を利用して、日常の、あるいは毎週ごとの習慣としてバックアップを取るようにしましょう。
なにか重要なドキュメントやプロジェクトの前のバージョンを取ってあれば、ストレスや障害も防げます。マルウェアが突如として現れた場合に大変便利です。システム復元には Data Recovery Pro をぜひご利用ください。
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