Web Guard ウィルスを除去する
Web Guardとは?
Web GuardはInteresting Solutions社によって開発され、PCユーザーの個人情報を収集するサイトを検出する、というセキュリティーツールで一見便利に見えるソフトである。便利なサービスに聞こえる事からユーザーが任意でダウンロードする事もあるが、殆どの場合はフリーソフトを介してコンピューターに入ってくる。どちらにせよこれをシステムに入れたままにしておく事はお薦め出来ない。このソフトが持つ複数のマイナス面からWeb Guardは既にアドウェア、または潜在的に望ましくないとされるソフトに分別されている。このアドオンは約束通りの機能を果たすどころかそれとは全く逆の動きをする事もある。インストールされるとユーザーのオンライン上での行動をトラックしサードパーティーに流用する事もある。個人を特定するような情報は収集しないと言ってはいるものの、このようなアクティビティーはユーザーの背後で実行されており、プライバシー侵害の関連も考えられる。またこのソフトはGoogle ChromeやMozilla Firefox、Internet Explorerなどのウェブブラウザーにサードパーティーの広告を表示する事もあり、ユーザーはポップアップ、ポップアンダー広告やバナーとして出てくるクーポンやお得情報にさらされる事になる。’Ads by Web Guard’という記載のついた広告はクリックしないようにしたい。他のアドウェア侵入に繋がるような危ないサイトにリダイレクトされる可能性もある。これを避けるためにも、定評のあるスパイウェア駆除ソフトでコンピューターをスキャンしてWeb Guardが感知されたらすぐに削除を行うべきである。
Web Guardの侵入方法
Web Guardは公式ページから無料でダウンロードする事も出来るが、先述の通りこれはお薦めできない。一番の問題はこのアドオンがフリーウェアとのバンドルで流通し、信頼性のあるダウンロードサイトと疑わしいサイト両方から出回る可能性があるという点だ。これが原因で他のフリーウェアをインストールする際に気づかずにこのソフトもダウンロードしてしまうユーザーが多数いる。このような方法で流通するソフトは他にも多くある。Insta ShareやAstro Arcade、DesktopDockまた他にも多数ある。これを避けるためにもフリーソフトをインストールする際は十分に注意したい。エンドユーザー向けの使用許諾契約とプライバシーに関する方針はしっかりと読むようにしよう。また、可能であればAdvancedもしくはCustomインストールを選びアドオンやプラグイン、ツールバーなどの追加機能は非選択したい。そして不明な追加プログラムは決してインストールしない事。もしも既にWeb Guardがシステムに入ってしまったようであれば、深刻な問題に繋がる前に一刻も早く削除しよう。
Web Guardを削除する
Web Guardは動きの予想が付かない疑わしいソフトだ。そのため、削除するべきというのは言うまでもない。常に定評のあるスパイウェア駆除ソフトでコンピューターをスキャンする事をお薦めする。システム内に隠れているような潜在的に望ましくないとされるソフトや悪質なプログラムも全て検知出来るからである。しかし、追加のソフトを希望しないユーザーは、下記の手動での削除方法を参考にしてほしい。
ウィルスによる破損は ReimageIntego を利用して取り除くことができます。 潜在的に迷惑なプログラムおよびウィルスと、関連の全てのファイルおよびレジストリエントリの検出には SpyHunter 5Combo Cleaner および Malwarebytes をお勧めします。

手動 Web Guardウイルス削除方法:
削除するWeb Guard からWindows システム
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Start → Control Panel → Programs and Featuresをクリック(Windows XPのユーザーであれば、Add/Remove Programsをクリック)。
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Windows 10 / Windows 8ユーザーはスクリーン左下を右クリック。Quick Access Menuが表示されたらControl PanelとUninstall a Programを選択。
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Web Guardと関連プログラムのアンインストール
ここでWeb Guardとそれ以外に最近インストールした不審なプログラムを見つける。 -
アンインストール後、OKをクリックし変更を保存する。
削除するWeb Guard からMac OS X system
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OS Xを使用している場合は、画面左上のGoボタンをクリックしApplicationsを選択
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Applicationsフォルダが表示されたらWeb Guardもしくは他の不審なプログラムを探し、それぞれ右クリックしMove to Trashを選択する。
削除するWeb Guard からInternet Explorer (IE)
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危険なアドオン(拡張機能)の削除
Internet Explorerを開きブラウザー右上のツール(IEメニューの歯車アイコン)をクリック、Manage Add-onsを選択。 -
Manage Add-onsウィンドウが開く。 Web Guardやその他の不審なプラグインを探し、Disableをクリックし無効にする:
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ウイルスの影響でホームページも改ざんされていれば変更する:
ブラウザー右上のツール(メニューの歯車アイコン)をクリックしInternet Optionsを選択。タブはGeneralのままで。 -
ここでは悪質なURLを削除し希望のドメイン名を入力。Applyで変更を保存。
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Internet Explorerのリセット
ツール(メニューの歯車アイコン)に再度行き、Internet optionsを選択。Advancedのタブを開く。 - Resetを選択。
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新しいウィンドウが開いたら、Delete personal settingsをチェックの上Resetを選択しWeb Guardの削除を完了する。
Microsoft Edge から Web Guard ウィルスを除去する
Microsoft Edge の設定をリセット (メソッド 1):
- Microsoft Edge アプリを起動し、[More] (画面の右上コーナーにある 3 つのドット) をクリックします。
- [Settings] をクリックしてオプションの詳細を表示します。
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[Settings] ウィンドウが表示されたら、[Clear browsing data] オプションの下にある [Choose what to clear] ボタンをクリックします。
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ここで、除去したいものをすべて選択し、[Clear] をクリックします。
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今度は [Start] ボタン (Windows ロゴ) を右クリックしてください。ここで、[Task Manager] を選択します。
- [Processes] タブで、Microsoft Edge を探します。
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その上で右クリックし、[Go to details] オプションを選びます。[Go to details] オプションがない場合は、[More details] をクリックして前のステップを繰り返します。
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[Details] タブが表示されたら、Microsoft Edge という名前が入っているエントリをすべで探します。それぞれの上で右クリックし、[End Task] を選択してこれらのエントリを終了します。
[Microsoft Edge] ブラウザをリセットする (メソッド 2):
メソッド 1 がうまくいかなかった場合は、より詳細な Edge のリセット・メソッドを行う必要があります。
- メモ: このメソッドを使用する前に、データをバックアップする必要があります。
- PC でこのフォルダを見つけます。
C:\Users\%username%\AppData\Local\Packages\Microsoft.MicrosoftEdge_8wekyb3d8bbwe.
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そこに保存されている全てのエントリを選択し、マウスで右クリックします。次に、[Delete] オプションを選択します。
- [Start] ボタン (Windows ロゴ) をクリックし、[Search my stuff] の行に [window power] と入力します。
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[Windows PowerShell] エントリを右クリックし、[Run as administrator] を選択します。
- [管理者: Windows PowerShell] ウィンドウが開いたら、次のコマンドラインを PS C:\WINDOWS\system32> の後ろに貼り付けて、 [Enter] を押します:
Get-AppXPackage -AllUsers -Name Microsoft.MicrosoftEdge | Foreach {Add-AppxPackage -DisableDevelopmentMode -Register $($_.InstallLocation)\AppXManifest.xml -Verbose}
これらのステップが終了すると、[Microsoft Edge] ブラウザから Web Guard が除去されるはずです。
削除するWeb Guard からMozilla Firefox (FF)
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危険な拡張機能を削除
Mozilla Firefoxを開き右上のメニューアイコンをクリック。Add-ons → Extensionsを選択する。 -
Web Guardとその他の不審なプラグインを選ぶ。 Removeを選択し、エントリーを削除する。
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Mozilla Firefoxのリセット
左上のFirefoxメニューをからクエスチョン•マークをクリック。Troubleshooting Informationを選択する。 -
Reset FirefoxボタンのついたReset Firefox to its default stateが表示される。 このボタンを数回クリックし、Web Guardの削除を完了する。
削除するWeb Guard からGoogle Chrome
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悪質なプラグインの削除
Google Chromeを開き右上のメニューアイコンをクリック。Tools → Extensionsを選択する。 -
ここでWeb Guardとその他の悪質なプラグインを選択し、ゴミ箱アイコンを選びこれらを削除する。
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再度メニューアイコンをクリックし、Search欄からSettings → Manage Search enginesを選択。
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Search Engines...が開いたら、悪質な検索サイトを削除する。Googleもしくはユーザー希望のドメイン名のみを残す。
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Google Chromeのリセット
Google Chromeの右上のメニューアイコンをクリックし、Settingsを選択。 -
ページの一番下までスクロールしReset browser settingsをクリック。
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Resetをクリックし変更を確認し、Web Guardの削除を完了する。
削除するWeb Guard からSafari
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危険な拡張機能を削除
Safariウェブブラウザーを開き、画面左上のメニューよりSafariをクリック。その後Preferencesを選択する。 -
Extensionsを選択しWeb Guardもしくは他の不審なエントリーを見つけ、Uninstallボタンをクリックしそれぞれ削除する。
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Safariのリセット
Safariブラウザーを開き画面左上のメニュー欄から Safariをクリックする。 -
次の画面では詳細なリセットオプションが表示される。通常オプションは全てチェックされているが、リセット希望の項目を選択する事も可能である。 Resetボタンをクリックし Web Guardの削除を完了させる。
政府のスパイ行為を許してはいけません
政府は利用者のデータの追跡あるいは市民へのスパイ行為に関しては多くの問題を抱えています。そこで、このことを考慮に入れて、怪しい情報収集の行いについて学びましょう。インターネット上では完全匿名にすることにより、迷惑な政府系の追跡行為を避けましょう。
オンラインにアクセスするために違うロケーションを選択し、特定のコンテンツ制限もなく、オンラインに接続して欲しいものにアクセスする時、別の場所を選択することができます。 Private Internet Access VPN を使用すると、ハッキングされるリスクがなく、簡単にインターネット接続をお楽しみいただけます。
政府の他の迷惑な当事者によりアクセス可能な情報をコントロールし、スパイ行為を受けずにオンラインサーフィンをお楽しみください。不法行為に関与しておらず、また自分のサービス、プラットフォームのセレクションを信頼していたとしても、自分自身の安全性を常に疑い、 VPN サービスを使用して予防的措置を講じておきましょう。
マルウェアの攻撃に遭った場合に備えて、バックアップファイルを作りましょう
コンピュータを使用していると、サイバー感染や自分のうっかりミスによりいろいろなものを失くして困ることがあります。マルウェアによって生じるソフトウェアの問題や暗号化による直接的なデータの損失から端末の問題や恒久的なダメージに繋がる恐れがあります。そんな時に適切な 最新のバックアップ があれば、そのような場面に遭遇しても簡単に元通りに回復して仕事に戻れます。
端末に何か変更を加えたらバックアップを取っておけば、マルウェアが何かを変更したり端末の問題が原因でデータの破壊やパフォーマンスの低下が発生した時点に戻すことができるため、バックアップの作成は不可欠です。元に戻せる機能を利用して、日常の、あるいは毎週ごとの習慣としてバックアップを取るようにしましょう。
なにか重要なドキュメントやプロジェクトの前のバージョンを取ってあれば、ストレスや障害も防げます。マルウェアが突如として現れた場合に大変便利です。システム復元には Data Recovery Pro をぜひご利用ください。
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