WinShare ウィルスを除去する (無料インストラクション) - Chrome, Firefox, IE, Edge
WinShare ウィルスについて分かっていることは?
マルウェアのアナリストは WinShare ウィルスをアドウェア プログラムであると説明しています。このように分類されるということは、これが技術的な面から見てウィルスではないという意味です。しかし、その機能の一部から、これはウィルスと名付けれているのです。この潜在的に迷惑なプログラム (PUP) には唯一の目的があります。すなわち、ブラウザにオンライン広告やポップアップ、バナー、テキスト内広告や様々な割引クーポンなどを展開することです。残念ながら、人気のあるウェブ・ブラウザはどれもが WinShare アドウェア対策がなされているとは言えません。ひとたび PC に感染すると、このウィルスは過剰な量の広告を生成し、ユーザーに関する情報 を追跡するようになります。このアドウェアはユーザーについて詳しく知り、その閲覧習慣を知ろうとします。閲覧履歴に関するデータや最近アクセスした、あるいはよく訪れるウェブサイト、検索クエリ、オンライン広告へのリアクション、IP アドレス、PC の所在場所、その他類似の情報を収集することで、ユーザーのプロフィールを束ねます。これは広告アプリであるため、収集されたあらゆるデータは個別化された広告またはターゲット広告を提供するために使用されます。WinShare 広告は親しみやすい見た目で、ユーザーが最近検索したクエリを思い出すようにしてきます。例えば、ユーザーが休暇に出かける先を検索したとすると、アドウェアが特定の場所への旅行やその近くのレストランを提案したりするわけです。残念ながら、このような広告では実在の取引や便利なオファーが紹介されていることはほとんどありません。それらをクリックすると、ご使用の PC がトロイやランサムウェアに感染する場合があるため、ご注意ください。マルウェアの開発者は、例えばアドウェアのようなプログラムを悪用し、サイバー感染をマルウェアの埋め込まれた広告 経由でばら撒く傾向があるのです。
さらに、WinShare 広告は PC の脆弱性について誤解を招くような警告を送りつけ、偽のソフトウェアの購入をオファーしてくることもあります。一般に、それらは見知らぬアンチウィルス・プログラム や PC 最適化ツールを推奨しますが、そのようなツールは決して PC に入れてはならないものです。こういった広告は単純にユーザーのクリックに関心を持っているだけです。クリックすればするほど、開発者には都合が良いわけです。彼らはペイ・パー・クリック収入を生み出しているのです。また、この広告がこれほどまでに迷惑で攻撃的である主な理由がそこにるのです。しかし、WinShare の除去を開始すれば、そのような広告を回避することができます。除去プロセスを速やかに行いたい場合は、ReimageIntego にこのプロセスを任せましょう。時間や根気がたっぷりあるという方は、手動で WinShare を除去することもできます。
PC をアドウェアから護るには?
PC を WinShare のハイジャックから護るための一番のヒントは、新しいソフトウェアのインストールに注意を払って慎重に行うことです。この潜在的に迷惑なプログラムは、ユーザーがインターネットからダウンロードした別の無料プログラムを利用して PC に侵入します。PDF コンバータやオーディオおよびビデオ・ストリーミング・ツールなどの無料プログラムには「基本」または「高速」インストール設定の下に他のコンポーネントが隠れていることがよくあるため、留意してください。つまり、これらの設定を選択する際には、WinShare ウィルスにひっかかり、目的のソフトウェア・パッケージに含まれている全ての PUP をインストールしてしまう危険性があるのです。安全なソースから信頼のおけるプログラムをインストールする場合でも、このセットアップ方法はお勧めできないのです。必ず「拡張」または「カスタム」セットアップを選び、急いで「次へ」ボタンをクリックしないようにしましょう。各ステップをよく見て、予め選択されている追加アプリのチェックボックスを見落とさないようにしてください。そのようなリストがあれば、躊躇せず全てのエントリの選択を解除しましょう。
WinShare の除去方法
弊社の考えでは、WinShare の除去は専門家に任せた方が良いでしょう。でも、これは PC を IT の専門家のところに持って行く、という話ではありません。アンチマルウェア・ツールをインストールし、システムの完全スキャンを行うだけで十分です。下に弊社の推奨アプリを載せてあります。しかし、もちろん他のプログラムを選ぶ権利をお持ちです。ただし、アドウェアに関連のあるすべてのコンポーネントを削除するためには、無料のプログラムでは力不測な場合があることを忘れないでください。弊社では PC の保護に投資されることを強くお勧めしていますが、それは有料プログラムにより現在感染しているウィルスを取り除くことができるだけでなく、ご使用の端末を将来他の脅威からも護ることができるためです。さらに、手動で WinShare を除去するためには、やや時間を割かねばならないでしょう。弊社のチームで詳細なガイドを作成しましたので、どうぞお読みください。しかし、このガイドが迷惑な広告を取り除くのにお役に立たなかった場合は、アドウェアのコンポーネントの一部が残っている可能性があるため、自動除去を選択されるようお勧めします。
ウィルスによる破損は ReimageIntego を利用して取り除くことができます。 潜在的に迷惑なプログラムおよびウィルスと、関連の全てのファイルおよびレジストリエントリの検出には SpyHunter 5Combo Cleaner および Malwarebytes をお勧めします。
手動 WinShareウイルス削除方法:
削除するWinShare からWindows システム
PC 上のアドウェアを検出するのは難しい場合があります。WinShare の除去を始める前に、下のガイドをお読みください。PC からアドウェア関連のコンポーネントを全て削除する場合は、全てのウェブ・ブラウザをチェックして怪しい拡張プログラムをアンインストールしてください。
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Start → Control Panel → Programs and Featuresをクリック(Windows XPのユーザーであれば、Add/Remove Programsをクリック)。
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Windows 10 / Windows 8ユーザーはスクリーン左下を右クリック。Quick Access Menuが表示されたらControl PanelとUninstall a Programを選択。
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WinShareと関連プログラムのアンインストール
ここでWinShareとそれ以外に最近インストールした不審なプログラムを見つける。 -
アンインストール後、OKをクリックし変更を保存する。
削除するWinShare からMac OS X system
アドウェアはあまり Mac OS X を攻撃することがありませんが、もし WinShare のハイジャックに遭遇されたら、このプログラムの除去に次のガイドをご利用ください。
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OS Xを使用している場合は、画面左上のGoボタンをクリックしApplicationsを選択
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Applicationsフォルダが表示されたらWinShareもしくは他の不審なプログラムを探し、それぞれ右クリックしMove to Trashを選択する。
削除するWinShare からInternet Explorer (IE)
WinShare アドウェアは Internet Explorer に様々なアドオンをインストールする役を担っていることが考えられます。以下の要領でそれらをアンインストールしてください。
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危険なアドオン(拡張機能)の削除
Internet Explorerを開きブラウザー右上のツール(IEメニューの歯車アイコン)をクリック、Manage Add-onsを選択。 -
Manage Add-onsウィンドウが開く。 WinShareやその他の不審なプラグインを探し、Disableをクリックし無効にする:
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ウイルスの影響でホームページも改ざんされていれば変更する:
ブラウザー右上のツール(メニューの歯車アイコン)をクリックしInternet Optionsを選択。タブはGeneralのままで。 -
ここでは悪質なURLを削除し希望のドメイン名を入力。Applyで変更を保存。
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Internet Explorerのリセット
ツール(メニューの歯車アイコン)に再度行き、Internet optionsを選択。Advancedのタブを開く。 - Resetを選択。
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新しいウィンドウが開いたら、Delete personal settingsをチェックの上Resetを選択しWinShareの削除を完了する。
Microsoft Edge から WinShare ウィルスを除去する
次のガイドは Microsoft Edge がアドウェアに感染した後の修復にお役に立ちます。
Microsoft Edge の設定をリセット (メソッド 1):
- Microsoft Edge アプリを起動し、[More] (画面の右上コーナーにある 3 つのドット) をクリックします。
- [Settings] をクリックしてオプションの詳細を表示します。
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[Settings] ウィンドウが表示されたら、[Clear browsing data] オプションの下にある [Choose what to clear] ボタンをクリックします。
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ここで、除去したいものをすべて選択し、[Clear] をクリックします。
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今度は [Start] ボタン (Windows ロゴ) を右クリックしてください。ここで、[Task Manager] を選択します。
- [Processes] タブで、Microsoft Edge を探します。
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その上で右クリックし、[Go to details] オプションを選びます。[Go to details] オプションがない場合は、[More details] をクリックして前のステップを繰り返します。
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[Details] タブが表示されたら、Microsoft Edge という名前が入っているエントリをすべで探します。それぞれの上で右クリックし、[End Task] を選択してこれらのエントリを終了します。
[Microsoft Edge] ブラウザをリセットする (メソッド 2):
メソッド 1 がうまくいかなかった場合は、より詳細な Edge のリセット・メソッドを行う必要があります。
- メモ: このメソッドを使用する前に、データをバックアップする必要があります。
- PC でこのフォルダを見つけます。
C:\Users\%username%\AppData\Local\Packages\Microsoft.MicrosoftEdge_8wekyb3d8bbwe.
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そこに保存されている全てのエントリを選択し、マウスで右クリックします。次に、[Delete] オプションを選択します。
- [Start] ボタン (Windows ロゴ) をクリックし、[Search my stuff] の行に [window power] と入力します。
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[Windows PowerShell] エントリを右クリックし、[Run as administrator] を選択します。
- [管理者: Windows PowerShell] ウィンドウが開いたら、次のコマンドラインを PS C:\WINDOWS\system32> の後ろに貼り付けて、 [Enter] を押します:
Get-AppXPackage -AllUsers -Name Microsoft.MicrosoftEdge | Foreach {Add-AppxPackage -DisableDevelopmentMode -Register $($_.InstallLocation)\AppXManifest.xml -Verbose}
これらのステップが終了すると、[Microsoft Edge] ブラウザから WinShare が除去されるはずです。
削除するWinShare からMozilla Firefox (FF)
Mozilla Firefox から怪しいブラウザ拡張プログラムを取り除くには、以下のステップに従ってください。
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危険な拡張機能を削除
Mozilla Firefoxを開き右上のメニューアイコンをクリック。Add-ons → Extensionsを選択する。 -
WinShareとその他の不審なプラグインを選ぶ。 Removeを選択し、エントリーを削除する。
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Mozilla Firefoxのリセット
左上のFirefoxメニューをからクエスチョン•マークをクリック。Troubleshooting Informationを選択する。 -
Reset FirefoxボタンのついたReset Firefox to its default stateが表示される。 このボタンを数回クリックし、WinShareの削除を完了する。
削除するWinShare からGoogle Chrome
Google Chrome に何か見知らぬ拡張プログラムやプラグイン、またツールバーが見つかったら、今すぐにそれらをアンインストールしてください。それらが WinShare 広告の頻出に関与している可能性があります。
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悪質なプラグインの削除
Google Chromeを開き右上のメニューアイコンをクリック。Tools → Extensionsを選択する。 -
ここでWinShareとその他の悪質なプラグインを選択し、ゴミ箱アイコンを選びこれらを削除する。
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再度メニューアイコンをクリックし、Search欄からSettings → Manage Search enginesを選択。
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Search Engines...が開いたら、悪質な検索サイトを削除する。Googleもしくはユーザー希望のドメイン名のみを残す。
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Google Chromeのリセット
Google Chromeの右上のメニューアイコンをクリックし、Settingsを選択。 -
ページの一番下までスクロールしReset browser settingsをクリック。
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Resetをクリックし変更を確認し、WinShareの削除を完了する。
削除するWinShare からSafari
Safari を修復して迷惑な広告を取り除くには、以下のステップに従ってください。
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危険な拡張機能を削除
Safariウェブブラウザーを開き、画面左上のメニューよりSafariをクリック。その後Preferencesを選択する。 -
Extensionsを選択しWinShareもしくは他の不審なエントリーを見つけ、Uninstallボタンをクリックしそれぞれ削除する。
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Safariのリセット
Safariブラウザーを開き画面左上のメニュー欄から Safariをクリックする。 -
次の画面では詳細なリセットオプションが表示される。通常オプションは全てチェックされているが、リセット希望の項目を選択する事も可能である。 Resetボタンをクリックし WinShareの削除を完了させる。
政府のスパイ行為を許してはいけません
政府は利用者のデータの追跡あるいは市民へのスパイ行為に関しては多くの問題を抱えています。そこで、このことを考慮に入れて、怪しい情報収集の行いについて学びましょう。インターネット上では完全匿名にすることにより、迷惑な政府系の追跡行為を避けましょう。
オンラインにアクセスするために違うロケーションを選択し、特定のコンテンツ制限もなく、オンラインに接続して欲しいものにアクセスする時、別の場所を選択することができます。 Private Internet Access VPN を使用すると、ハッキングされるリスクがなく、簡単にインターネット接続をお楽しみいただけます。
政府の他の迷惑な当事者によりアクセス可能な情報をコントロールし、スパイ行為を受けずにオンラインサーフィンをお楽しみください。不法行為に関与しておらず、また自分のサービス、プラットフォームのセレクションを信頼していたとしても、自分自身の安全性を常に疑い、 VPN サービスを使用して予防的措置を講じておきましょう。
マルウェアの攻撃に遭った場合に備えて、バックアップファイルを作りましょう
コンピュータを使用していると、サイバー感染や自分のうっかりミスによりいろいろなものを失くして困ることがあります。マルウェアによって生じるソフトウェアの問題や暗号化による直接的なデータの損失から端末の問題や恒久的なダメージに繋がる恐れがあります。そんな時に適切な 最新のバックアップ があれば、そのような場面に遭遇しても簡単に元通りに回復して仕事に戻れます。
端末に何か変更を加えたらバックアップを取っておけば、マルウェアが何かを変更したり端末の問題が原因でデータの破壊やパフォーマンスの低下が発生した時点に戻すことができるため、バックアップの作成は不可欠です。元に戻せる機能を利用して、日常の、あるいは毎週ごとの習慣としてバックアップを取るようにしましょう。
なにか重要なドキュメントやプロジェクトの前のバージョンを取ってあれば、ストレスや障害も防げます。マルウェアが突如として現れた場合に大変便利です。システム復元には Data Recovery Pro をぜひご利用ください。
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