AES-NI ウィルスを除去する (2017年3月月更新) - 特典:暗号解除ステップ
AES-NIウイルス削除方法
AES-NI ランサムウェア・ウィルスとは?
AES-NI ランサムウェアはどれくらい危険なの?
AES-NI ランサムウェア・ウィルスは AES256 ランサムウェア と同じファミリーの出身です。他の新参モノとは異なり、これらのランサムウェア・ウィルスは 、PC ユーザーに対し、友達に感染して個人データを取り出すぞと脅迫状を送りつけるような複雑なウィルス にも引けを取らないものです。この場合、AES-NI ランサムウェアというタイトルがそれを証明しています。AES-256 アルゴリズムを使用することで、.doc、.jpg、.mp4 その他の重要なファイルを嗅ぎ分けて暗号化し、.aes256 ファイル拡張子 を付加します。状況がいかに絶望的に見えても、解決策はあるものです。第一に、必ず AES-NI を除去してください。そのためには、FortectIntego をご利用いただけます。これはウィルス感染対策用にデザインされているアンチスパイウェア・アプリです。
暗号化タイプのウィルスに特別詳しくないという方は、これが対照型暗号化方式の AES および非対照型方式の RSA であるということを知っておけばよいでしょう。前者は 128 ビットまたは 256 ビット・サイクルの暗号を使用してファイルを暗号化します。通常、256 ビットのアルゴリズムには比較的長いサイクルや、128 ビットのものよりもより精密なサイクルの暗号化技術が含まれています。その結果、AES-NI ウィルスはより精巧な暗号キーを生成し、これは理論上ほぼ解読不可能です。だからと言って、落ち込んだり、失われたファイルを思って悲嘆に暮れるような場面であるという意味ではありません。詐欺師に連絡を取りたいと思われる方もいらっしゃるかもしれません。そのために、相手は aes-ni@protonmail.com および aes-ni@tuta.io というメール・アドレスを用意しています。身代金の金額が支払えないほど高額ではないという場合でも、相手がサイバー犯罪者であるということには留意してください。要求した金額のお金を受け取っても、彼らには復号キーを送る義務はないのです。そのような推測は CryptoWall の話を思い出してみればよくお分かりでしょう 。ですから、希望を育んで、詐欺師たちの良心に期待するのは賢い選択ではないのです。その代わりに、AES-NI を除去することこそ今最もすべきことと言えるでしょう。 AES-NI ランサムウェアは PC のデスクトップ一面に「あなたのファイルは暗号化されています」というタイトルの身代金メモを表示します。さらに、被害者を騙して支払わせるために、開発者は「復号ツール」を一切使用しないように勧めています。
配布の傾向と防御
このウィルスはつい最近になって仮想ステージにやって来たので、よく使われている配布チャネルを採用しているものと見られています。特に、AES-NI マルウェアはスパム・メッセージによって被害者をおびき寄せている可能性があります。騙しの手口についてはすでに述べましたが(特に、ハッカーが偽の税務報告書や請求書などに偽装する傾向があること)、数多くのユーザーがそれでもこの罠に堕ちています。さらに、人事院 (OPM: Office of Personnel Management) からの偽のメールを受け取った場合には、AES-NI ハイジャックにご注意ください。Locky ランサムウェア は恐らくこのような機関名でなりすまし、隠れることを目論んでいますが、昨年のデータ漏えいにより、他の詐欺師たちもそのやり方に倣っている可能性があります。一般に、感染した添付ファイルを載せているメールには、タイプミスや文法上の誤りが数々見られるものです。特に公的機関のメールを偽装しているものに顕著に見られます。特定の数字コードや PIN コードが抜けている場合も注意が必要です 。さらに、トロイの木馬は暗号化タイプのマルウェアの先駆けとなるものですので、ご注意ください。セキュリティ・アプリはそれらに対しても盾の役割を果たします。
AES NI ウィルスへの対応
ファイルがすべて暗号化されていることに気づいたら、直ちに AES-NI を除去しましょう。この仮想脅威を完全に駆逐するには、FortectIntego または Malwarebytes を使うことができます。マルウェア除去ソフトウェアはファイルを復号することはできないことに留意してください。そのため、別のツールまたはバックアップが必要になるでしょう。Windows OS の最新版は自動で定期的にすべてのファイルのバックアップを取ってくれます。しかし、初めてのバックアップは手動でバックアップする必要があります。一般に、そのようなアクティビティでは、最近のランサムウェア・ウィルスの急伸を必ず考慮する必要があります 。バックアップを取っていない方もおられるでしょうが、この先の推奨事項ではそれらが必要になる場合もあります。まず AES-NI ウィルスを除去してから、以下のステップに進むようにしてください。
手動 AES-NIウイルス削除方法
ランサムウェア: セーフモードにおける手動によるランサムウェアの駆除
PC からぜひとも AES-Ni ランサムウェアを除去したい方は、これがセキュリティ・ソフトウェアをブロックしていることに気づかれるでしょう。この問題を克服するためには、PC を Safe Mode with Networking で再起動してください。
重要です! →
一般的な PC ユーザーの方には手動による駆除ガイドはやや難しく感じられるかもしれません。正しく実行するためには IT に関する詳しい知識が求められ (重要なシステムファイルが削除され、あるいは破損した場合、Windows 全体の感染に繋がる恐れがあります)、さらに完了までに何時間もかかる場合があります。そこで、上述の自動的なメソッドの使用を強くお勧めします。
ステップ 1。「セーフモードとネットワーク」に移動する
手動によるマルウェアの駆除はセーフモード環境で行うのが最適です。
Windows 7 / Vista / XP
- スタート > シャットダウン > 再起動 > OK の順にクリックします。
- PC がアクティブになったら「詳細ブートオプション」ウィンドウが表示されるまで F8 ボタンを複数回押します (機能しない場合は F2、F12、Del などを押してみてください – マザーボードのモデルにより異なります) 。
- リストでセーフモードとネットワークを選択します。
Windows 10 / Windows 8
- スタートボタンをクリックして設定を選択します。
- スクロールダウンして更新とセキュリティを選択します。
- ウィンドウの左側で回復を選択します。
- 今度はスクロールダウンしてPCの起動をカスタマイズするを見つけます。
- 今すぐ再起動をクリックします。
- トラブルシューティングを選択します。
- 詳細オプションに移動します。
- スタートアップ設定を選択します。
- 再起動を押します。
- ここで 5 を押すか、5) セーフモードとネットワークを有効にするをクリックします。
ステップ 2. 怪しいプロセスをシャットダウンする
Windows タスクマネージャーはバックグラウンドで稼働しているプロセスをすべて表示できる便利なツールです。マルウェアがプロセスを実行している場合は、それをシャットダウンしなければなりません:
- キーボードの Ctrl + Shift + Esc を押して Windows タスクマネージャーを開きます。
- 詳細をクリックします。
- バックグラウンドプロセスセクションまでスクロールダウンし、怪しいものを探します。
- 右クリックしてファイルの場所を開くを選択します。
- プロセスに戻り、右クリックしてタスクの終了を選択します。
- 有害なフォルダのコンテンツを削除します。
ステップ 3. プログラムスタートアップをチェックする
- キーボードで Ctrl + Shift + Esc を押して Windows タスクマネージャーを開きます。
- スタートアップタブに移動します。
- 怪しいプログラムの上で右クリックして無効化を選択します。
ステップ 4. ウィルスファイルを削除する
PC の中で、あちらこちらにマルウェア関連のファイルが見つかることがあります。以下はその見つけ方のヒントです:
- Windows の検索ボックスにディスククリーンアップと入力して Enter を押します。
- クリーンアップするドライブを選択します (既定により C: がメインのドライブで、有害なファイルはここにありそうです)。
- 削除するファイルリストをスクロールして以下を選択します:
Temporary Internet Files
Downloads
Recycle Bin
Temporary files - システムファイルのクリーンアップを選択します。
- 他にも以下のフォルダ内に隠れている有害なファイルを探してみてください (Windows 検索ボックスで以下のエントリを入力して Enter を押します):
%AppData%
%LocalAppData%
%ProgramData%
%WinDir%
終了したら、PC を通常モードで再起動します。
System Restore を使用して AES-NI を削除
Safe Mode with networking でもうまく行かない場合は、System Restore を試してください。
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手順 1: Safe Mode with Command Prompt へコンピュータを再起動
Windows 7 / Vista / XP- Start → Shutdown → Restart → OK をクリック.
- コンピュータがアクティブ状態になったら、 Advanced Boot Options ウィンドウが表示されるまで、 F8 を何度か押下します。
- リストから Command Prompt を選択
Windows 10 / Windows 8- Windows ログイン画面で Power ボタンを押下します。 その後、キーボードの Shift を押し続け、 Restart をクリックします。.
- ここで、 Troubleshoot → Advanced options → Startup Settings を選択し、最後に Restart を押下します。
- コンピュータがアクティブ状態になったら、 Startup Settings ウィンドウの Enable Safe Mode with Command Prompt を選択します。
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手順 2: システムファイルと設定の復元
- Command Prompt ウィンドウが表示されたら、 cd restore を入力し Enter をクリックします。
- ここで rstrui.exe を入力し、もう一度 Enter を押下します。.
- 新しいウィンドウが表示されたら、 Next をクリックし、AES-NI が侵入する前の復元ポイントを選択します。選択後、 Next をクリックします。
- ここで Yes をクリックし、システムの復元を開始します。
おまけ: データの復元
上記のガイドは PC から AES-NI を除去するために役立つはずです。暗号化されたファイルを復元するには、uirusu.jp のセキュリティ専門家が用意した詳しいガイドを使用されることをお勧めします。ファイルが AES-NI によって暗号化された場合、それらを復元する方法はいくつかあります。
AES-NI ランサムウェアによって暗号化されたファイルの復号を試みる際に Data Recovery Pro によるソリューションを使用する場合
暗号化されたファイルのバックアップがない場合、このアプリでファイルの復元を試みてください。失われたファイルが見つからない場合は、実際的なアプリと言えるでしょう。
- Data Recovery Pro をダウンロード;
- Data Recovery のセットップの手順に従い、プログラムを PC にインストールします。
- 起動後、PC をスキャンして AES-NI ランサムウェアにより暗号化されたファイルを探します。
- それらを復元します。
Previous Windows Versions 機能を使用して AEX-NI ランサムウェアに暗号化されたファイルを復元する場合
AEX-NI に感染する前に PC で System Restore が有効になっていた場合は、以下の要領で使ってみてください:
- 復元の必要な暗号化されたファイルを見つけたら、その上で右クリックします。
- “Properties” を選択し、“Previous versions” タブに移動します。
- ここで、“Folder versions” 内のファイルのうち利用可能なコピーをそれぞれチェックします。復元したいバージョンを選択して、“Restore” をクリックします。
ShadowExplorer の利点
ファイル暗号化タイプのウィルスがシャドウ・ボリューム・コピーにアクセスすることは滅多にありません。その点に関しては、AES-NI ランサムウェアがこれらを削除するかどうかについての情報がほとんどありません。このプログラムは、シャドウ・ボリューム・コピーのパターンに従って、破壊されたファイルを再作成します。
- Shadow Explorer をダウンロードします (http://shadowexplorer.com/)。
- Shadow Explorer セットアップ・ウィザードに従い、PC にこのアプリケーションをインストールします。
- プログラムを起動し、左上コーナーのドロップダウン・メニューを開いて、暗号化されたデータのあるディスクを選択します。どのようなフォルダがあるか、チェックしてください。
- 復元したいフォルダの上で右クリックし、“Export” を選択します。復元先の場所も選択することができます。
AES-NI ランサムウェアの公式デクリプタはまだ利用できません。
最後に、クリプト・ランサムウェアから身を守るよう、常に気をつけてください。AES-NI やその他のランサムウェアからコンピュータを守るためには、 FortectIntego や SpyHunter 5Combo Cleaner 、 Malwarebytes などの評価が高いアンチスパイウェアを使用してください
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政府のスパイ行為を許してはいけません
政府は利用者のデータの追跡あるいは市民へのスパイ行為に関しては多くの問題を抱えています。そこで、このことを考慮に入れて、怪しい情報収集の行いについて学びましょう。インターネット上では完全匿名にすることにより、迷惑な政府系の追跡行為を避けましょう。
オンラインにアクセスするために違うロケーションを選択し、特定のコンテンツ制限もなく、オンラインに接続して欲しいものにアクセスする時、別の場所を選択することができます。 Private Internet Access VPN を使用すると、ハッキングされるリスクがなく、簡単にインターネット接続をお楽しみいただけます。
政府の他の迷惑な当事者によりアクセス可能な情報をコントロールし、スパイ行為を受けずにオンラインサーフィンをお楽しみください。不法行為に関与しておらず、また自分のサービス、プラットフォームのセレクションを信頼していたとしても、自分自身の安全性を常に疑い、 VPN サービスを使用して予防的措置を講じておきましょう。
マルウェアの攻撃に遭った場合に備えて、バックアップファイルを作りましょう
コンピュータを使用していると、サイバー感染や自分のうっかりミスによりいろいろなものを失くして困ることがあります。マルウェアによって生じるソフトウェアの問題や暗号化による直接的なデータの損失から端末の問題や恒久的なダメージに繋がる恐れがあります。そんな時に適切な 最新のバックアップ があれば、そのような場面に遭遇しても簡単に元通りに回復して仕事に戻れます。
端末に何か変更を加えたらバックアップを取っておけば、マルウェアが何かを変更したり端末の問題が原因でデータの破壊やパフォーマンスの低下が発生した時点に戻すことができるため、バックアップの作成は不可欠です。元に戻せる機能を利用して、日常の、あるいは毎週ごとの習慣としてバックアップを取るようにしましょう。
なにか重要なドキュメントやプロジェクトの前のバージョンを取ってあれば、ストレスや障害も防げます。マルウェアが突如として現れた場合に大変便利です。システム復元には Data Recovery Pro をぜひご利用ください。