Cryptolocker3 ウィルスを除去する (リムーバルインストラクション)
Cryptolocker3ウイルス削除方法
Cryptolocker3 ランサムウェア・ウィルスとは?
Cryptolocker3 – これも CryptoLocker の成りすまし?
Cryptolocker3 ウィルスは詐欺的な暗号化タイプのランサムウェア で、悪名高い CryptoLocker ウィルス の 1 バージョンであるかのように装っています。このサイバー感染の主要な亜種プログラムは消えて久しいものの 、だからと言って他のパラサイトがこの名前を使って PC を感染させ続けている状態には歯止めがかかっていません。 Cryptolocker3 マルウェアは、最近になってウェブにリリースされた偽の追従版の 1 つにすぎません。当初は英語圏のユーザーを対象にしていましたが、このランサムウェアは世界中どこの PC でも乗っ取ることができます。幸いなことに、これまでの所その普及率はさほど高くありませんので 、感染に対する自衛策を練る時間はまだあります。端末に十分な安全性を確保するには、FortectIntego のような評判の良いアンチウィルス・ソフトをインストールしておくことです。これは万が一感染した場合に、Cryptolocker3 の除去にも使えます。重要なファイルは忘れずにバックアップ・コピーを取り、外部のストレージ・ドライブに保管しておきましょう。
Cryptolocker3 の攻撃は感染した PC のレジストリを改ざんする所から始まります。これはスクリーンをロックして 、端末が起動される度に表示されるようにするためです。見た目では、ロック画面には先の CryptoLocker のバージョンに類似したデザインが施されており、同じ目的を果たしています。被害者がシステムを正常に起動できないようにして、身代金メモを提示しますが、この中で詐欺師は PC に起きたことを説明し、修復方法とされる指示を記しています。このハッカーのグループは自らを「staffttt」と呼び、データ復号キーに 0.5 ビットコインを要求していますが、このキーはユーザーのファイルを破壊して読めなくする ために使われている RSA-2048 暗号手法を復号できるものとされています。この軍事レベルのアルゴリズムは感染した文書に .cryptolocker という拡張子を付け、被害者が攻撃の規模をしっかりと把握できるようにしています。このランサムウェアはよく使われるファイル・タイプのほとんどを暗号化するため、大体のユーザーが身代金の条件を受け入れて支払ってしまうのも驚くべきことではありません。とは言え、これはやるべきではありません。実際、Cryptolocker3 をできるだけ速やかに除去して、犯罪者がこのような違法なアクティビティから何らかの利益を得られることがないようにするべきなのです。実際の報告によると、ランサムウェアの作成者が提供してくるデータの復号キーは使えないこともよくあり、結局は、被害者にはロックされたままの文書が残り、お金も奪われるということになるのです。
このランサムウェアはどうやって PC に感染するの?
ご先祖様と同様に、Cryptolocker3 も様々な方法で PC に感染しようとします。例えば、知らないうちにソフトウェアの更新プログラムに偽装したり、他のソフトウェアにバンドルされて再包装されたこのウィルスをダウンロードした可能性があります。しかし、CryptoLocker3 の開発者はどうやら悪意のあるスパム・キャンペーンを使ってウェブ上にこのマルウェアを拡散していると見るのが最も確かなようです。この手法はすでに Locky virus や CryptoWall といったランサムウェアの巨人によってシステムにうまく入り込める手法の 1 つとして実証されてきたものです。ランサムウェアの作成者からすると、これはかなり楽な手法です。単に説得力のあるメールを作成して、いかにも何か重要な文書を載せているかのように見せ、うっかり使ったユーザーがひっかかるのを待っていればよいのです。受信トレイや迷惑メールの一覧表を見ている時には、特に注意してくださいとしか言えないのです!
CryptoLocker3 の最善の除去戦略は?
Cryptolocker3 の除去アプローチとなると、あまりいろいろな選択肢はありません。このウィルスはまだあまり研究が進んでおらず、その結果予測が付かないのです。これに手動で対処するのは、システムにとって害あって一利なしともなりかねません。そこで、ランサムウェア・ウィルスは特にそのために特化して作られている専用のツールを使用して自動的に汚染を取り除く方がよいでしょう。とは言え、Cryptolocker3 ウィルスを正しく除去するためには、手動による介入も必要になるでしょう。下記記載のガイドでは、この感染による汚染を取り除き、システムから綺麗さっぱり除去する方法について説明しています。
手動 Cryptolocker3ウイルス削除方法
ランサムウェア: セーフモードにおける手動によるランサムウェアの駆除
Cryptolocker3 ウィルスが邪魔をして、ご使用のアンチウィルス・ユーティリティがシステム・スキャンをスムーズに実行できないようにする場合があります。このウィルスを PC から除去しようとしてこのような現象が起きた場合は、以下のガイドをお読みください。
重要です! →
一般的な PC ユーザーの方には手動による駆除ガイドはやや難しく感じられるかもしれません。正しく実行するためには IT に関する詳しい知識が求められ (重要なシステムファイルが削除され、あるいは破損した場合、Windows 全体の感染に繋がる恐れがあります)、さらに完了までに何時間もかかる場合があります。そこで、上述の自動的なメソッドの使用を強くお勧めします。
ステップ 1。「セーフモードとネットワーク」に移動する
手動によるマルウェアの駆除はセーフモード環境で行うのが最適です。
Windows 7 / Vista / XP
- スタート > シャットダウン > 再起動 > OK の順にクリックします。
- PC がアクティブになったら「詳細ブートオプション」ウィンドウが表示されるまで F8 ボタンを複数回押します (機能しない場合は F2、F12、Del などを押してみてください – マザーボードのモデルにより異なります) 。
- リストでセーフモードとネットワークを選択します。
Windows 10 / Windows 8
- スタートボタンをクリックして設定を選択します。
- スクロールダウンして更新とセキュリティを選択します。
- ウィンドウの左側で回復を選択します。
- 今度はスクロールダウンしてPCの起動をカスタマイズするを見つけます。
- 今すぐ再起動をクリックします。
- トラブルシューティングを選択します。
- 詳細オプションに移動します。
- スタートアップ設定を選択します。
- 再起動を押します。
- ここで 5 を押すか、5) セーフモードとネットワークを有効にするをクリックします。
ステップ 2. 怪しいプロセスをシャットダウンする
Windows タスクマネージャーはバックグラウンドで稼働しているプロセスをすべて表示できる便利なツールです。マルウェアがプロセスを実行している場合は、それをシャットダウンしなければなりません:
- キーボードの Ctrl + Shift + Esc を押して Windows タスクマネージャーを開きます。
- 詳細をクリックします。
- バックグラウンドプロセスセクションまでスクロールダウンし、怪しいものを探します。
- 右クリックしてファイルの場所を開くを選択します。
- プロセスに戻り、右クリックしてタスクの終了を選択します。
- 有害なフォルダのコンテンツを削除します。
ステップ 3. プログラムスタートアップをチェックする
- キーボードで Ctrl + Shift + Esc を押して Windows タスクマネージャーを開きます。
- スタートアップタブに移動します。
- 怪しいプログラムの上で右クリックして無効化を選択します。
ステップ 4. ウィルスファイルを削除する
PC の中で、あちらこちらにマルウェア関連のファイルが見つかることがあります。以下はその見つけ方のヒントです:
- Windows の検索ボックスにディスククリーンアップと入力して Enter を押します。
- クリーンアップするドライブを選択します (既定により C: がメインのドライブで、有害なファイルはここにありそうです)。
- 削除するファイルリストをスクロールして以下を選択します:
Temporary Internet Files
Downloads
Recycle Bin
Temporary files - システムファイルのクリーンアップを選択します。
- 他にも以下のフォルダ内に隠れている有害なファイルを探してみてください (Windows 検索ボックスで以下のエントリを入力して Enter を押します):
%AppData%
%LocalAppData%
%ProgramData%
%WinDir%
終了したら、PC を通常モードで再起動します。
System Restore を使用して Cryptolocker3 を削除
Cryptolocker3 がブロックしているためにアンチウィルスが実行できないという場合は、以下の要領でアンチウィルスのブロックを担っているこのウィルスの機能を無効してください。
-
手順 1: Safe Mode with Command Prompt へコンピュータを再起動
Windows 7 / Vista / XP- Start → Shutdown → Restart → OK をクリック.
- コンピュータがアクティブ状態になったら、 Advanced Boot Options ウィンドウが表示されるまで、 F8 を何度か押下します。
- リストから Command Prompt を選択
Windows 10 / Windows 8- Windows ログイン画面で Power ボタンを押下します。 その後、キーボードの Shift を押し続け、 Restart をクリックします。.
- ここで、 Troubleshoot → Advanced options → Startup Settings を選択し、最後に Restart を押下します。
- コンピュータがアクティブ状態になったら、 Startup Settings ウィンドウの Enable Safe Mode with Command Prompt を選択します。
-
手順 2: システムファイルと設定の復元
- Command Prompt ウィンドウが表示されたら、 cd restore を入力し Enter をクリックします。
- ここで rstrui.exe を入力し、もう一度 Enter を押下します。.
- 新しいウィンドウが表示されたら、 Next をクリックし、Cryptolocker3 が侵入する前の復元ポイントを選択します。選択後、 Next をクリックします。
- ここで Yes をクリックし、システムの復元を開始します。
おまけ: データの復元
上記のガイドは PC から Cryptolocker3 を除去するために役立つはずです。暗号化されたファイルを復元するには、uirusu.jp のセキュリティ専門家が用意した詳しいガイドを使用されることをお勧めします。ファイルが Cryptolocker3 によって暗号化された場合、それらを復元する方法はいくつかあります。
Data Recovery Pro は信頼できるの?
自動的にデータを復元するソリューションをお探しの場合は、Data Recovery Pro を試してみることができます。このツールの詳しい使用方法についてのガイドは、以下をお読みください。
- Data Recovery Pro をダウンロード;
- Data Recovery のセットップの手順に従い、プログラムを PC にインストールします。
- 起動後、PC をスキャンして Cryptolocker3 ランサムウェアにより暗号化されたファイルを探します。
- それらを復元します。
Windows Previous Versions 機能 の使い方は?
Windows Previous Versions 機能は Windows 内蔵の機能の 1 つで、ウィルスを出し抜き、データ復号キーがなくても、最も重要なファイルを一部復元できるものです。この機能の使い方については、以下のガイドをお読みください。
- 復元の必要な暗号化されたファイルを見つけたら、その上で右クリックします。
- “Properties” を選択し、“Previous versions” タブに移動します。
- ここで、“Folder versions” 内のファイルのうち利用可能なコピーをそれぞれチェックします。復元したいバージョンを選択して、“Restore” をクリックします。
ShadowExplorer を使ったデータ復元方法とは?
ShadowExplorer を使ってシステム内に保存されている Volume Shadow Copies からデータを復元することができます。ウィルスがこれらのバックアップ・コピーを削除していなければ、迷うことなく、以下の手順でデータを復元しましょう。
- Shadow Explorer をダウンロードします (http://shadowexplorer.com/)。
- Shadow Explorer セットアップ・ウィザードに従い、PC にこのアプリケーションをインストールします。
- プログラムを起動し、左上コーナーのドロップダウン・メニューを開いて、暗号化されたデータのあるディスクを選択します。どのようなフォルダがあるか、チェックしてください。
- 復元したいフォルダの上で右クリックし、“Export” を選択します。復元先の場所も選択することができます。
最後に、クリプト・ランサムウェアから身を守るよう、常に気をつけてください。Cryptolocker3 やその他のランサムウェアからコンピュータを守るためには、 FortectIntego や SpyHunter 5Combo Cleaner 、 Malwarebytes などの評価が高いアンチスパイウェアを使用してください
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政府のスパイ行為を許してはいけません
政府は利用者のデータの追跡あるいは市民へのスパイ行為に関しては多くの問題を抱えています。そこで、このことを考慮に入れて、怪しい情報収集の行いについて学びましょう。インターネット上では完全匿名にすることにより、迷惑な政府系の追跡行為を避けましょう。
オンラインにアクセスするために違うロケーションを選択し、特定のコンテンツ制限もなく、オンラインに接続して欲しいものにアクセスする時、別の場所を選択することができます。 Private Internet Access VPN を使用すると、ハッキングされるリスクがなく、簡単にインターネット接続をお楽しみいただけます。
政府の他の迷惑な当事者によりアクセス可能な情報をコントロールし、スパイ行為を受けずにオンラインサーフィンをお楽しみください。不法行為に関与しておらず、また自分のサービス、プラットフォームのセレクションを信頼していたとしても、自分自身の安全性を常に疑い、 VPN サービスを使用して予防的措置を講じておきましょう。
マルウェアの攻撃に遭った場合に備えて、バックアップファイルを作りましょう
コンピュータを使用していると、サイバー感染や自分のうっかりミスによりいろいろなものを失くして困ることがあります。マルウェアによって生じるソフトウェアの問題や暗号化による直接的なデータの損失から端末の問題や恒久的なダメージに繋がる恐れがあります。そんな時に適切な 最新のバックアップ があれば、そのような場面に遭遇しても簡単に元通りに回復して仕事に戻れます。
端末に何か変更を加えたらバックアップを取っておけば、マルウェアが何かを変更したり端末の問題が原因でデータの破壊やパフォーマンスの低下が発生した時点に戻すことができるため、バックアップの作成は不可欠です。元に戻せる機能を利用して、日常の、あるいは毎週ごとの習慣としてバックアップを取るようにしましょう。
なにか重要なドキュメントやプロジェクトの前のバージョンを取ってあれば、ストレスや障害も防げます。マルウェアが突如として現れた場合に大変便利です。システム復元には Data Recovery Pro をぜひご利用ください。