FBI ウィルスを除去する (リムーバルインストラクション) - 2017年3月月更新
FBIウイルス削除方法
FBIウイルスとは?
FBIウイルスは隠密なマルウエアだ。Trojan.LockScreenの手助けでターゲットのコンピューターに気づかれずに侵入する。侵入するや否やこのスカムウエアはFBI、連邦警察として攻撃的なデザインの警告とともに表示される。この警告はコピーライトや不法行為やその他の深刻に見えるような理由を並び挙げコンピューターがブロックされたと表示する。不運なことに、もし不法に著作権のあるコンテンツを使用、配布わいせつなコンテンツの閲覧や配布、マルウエアの散布などをしていると訴えるプログラムにブロックされた場合、これらの警告を無視しなければならない。理由はあなたのコンピューターが感染しているからだ。このプログラムはあなたやその他の人の金銭を盗もうと犯罪者によって配布されている。FBIウイルスは発見しだいすぐさま除去しなければならない。セキュリティの専門家はこのようなランサムウエアは将来進歩し、より多くなるといっているので気をつけたいところだ。
どのようにFBIウイルスは私のコンピューターに感染するのか?
ユーザーがコンピューターのセキュリティの保護をおろそかにするや否やセキュリティーの脆弱性を利用し、システムに侵入し感染する。もしあなたがセキュリティソフトを使わないでいる場合や、更新していない場合、このウイルスにいつでも感染する危険性がある。もちろんいつも安全なブラウジングやインターネットで積極的に宣伝されている怪しいダウンロードを避けるこころがける必要がある。このランサムウエアにより引き起こされる一番の問題はシステムの遮断だ。コンピューターをロックし、システム上にある全プログラムを使用不能にする。システムをアンロックするためにFBIウイルスはMoneyPakやその他のプリペイメントシステムに代金を支払う要求をしてくる。もちろんあなたがすでに理解したとおり、この犯罪者を助けるようなことをしないなら、代金の$100は絶対に払わないことだ。
FBIウイルスのバージョン:
FBI Moneypak:このランサムウエアはFBIおよびMoneypakのロゴ、ウェブカム、犯罪被害者のリストで埋め尽くされた大きな警告を使用する。ユーザーはわいせつなコンテンツを閲覧、配布し、マルウエアの拡散、その他の違法なことをしていると知らされる。そのためユーザーは$100の罰金を払い、Moneypakのコードを偽の警告の右側に入力しなければならないと警告する。このバージョンはシステムを完全に遮断する。
FBI Green Dot Moneypak Virus:このランサムウエアはシステム全体を遮断し、FBI、Moneypak、McAfeeのロゴの入った偽の警告を表示する。このウイルスによる勘違いさせるメッセージは違法行為もしくは著作権のあるものをダウンロードしたために連邦警察がコンピューターをロックしたと警告する。$200を支払う必要があり、その方法をステップを踏んで説明する。
FBI Virus Black Screen:このFBIグループウイルスののランサムウエアは上記のウイルスと同じ手法を使用し、ユーザーに$200の罰金を支払わせようとする。しかし、異なる点として音を使用し、真っ黒なスクリーンを表示し、システムをロックダウンする。似たようにわいせつ物や幼児性愛、獣姦のコンテンツを見て法を犯したと主張する。
FBI Online Agent:このランサムウエアもまたFBI(連邦警察)の名を使用するが、ユーザーがさまざまな犯罪を犯し、MoneyPakを使用して$200を支払わなければならないという新しいデザインの警告を表示する。FBI Online Agentの新しい点はIPアドレスや場所は表示しないが、責任者のエージェントとケースナンバー、その他の明らかにでっちあげの詳細を表示する。それに加えウイルスの作成者はテロの奨励をこの勘違いさせる不法行為の一覧に含めている。
FBI Cybercrime Division virus:危険なランサムウエアでFBIのサイバー犯罪組織に属していると主張する。このウイルスは上記のウイルスと同じ手法を使用しユーザーの金銭を得ようとする。しかし、これの場合はMoneyPakで$300支払うよう要求する。この警告は偽者で無視しても問題ない。この新しいバージョンのウイルスは10以上のろごに埋め尽くされた新デザインを使用している。
FBI PayPal virus:このランサムウエアは全く連邦警察とは関係がない。このウイルスは侵入するや否やターゲットのコンピューターのインターネット接続を遮断し、デスクトップをブロックする。著作権のあるコンテンツの使用やマルウエアの拡散などのオンライン犯罪をでっち上げ、$100の罰金を支払うよう要求する。ほかのパラサイトとは違い、このウイルスはPayPalを使用し送金するよう要求する。このウイルスはどうか避けてほしい。
FBI Department of Defense virus:このランサムウエアは危険なウイルスだ。他のウイルスと同様に被害者にアメリカの法律を何個も破ったと思わせ、$300を騙し取ろうとする。このウイルスはコンピューター上に保存してあるすべてのファイルを隠し、コンピューターをロックダウンする機能がある。このFBIウイルスのバージョンに関して新しいことはMoneyGramプリペイメントシステムを罰金の支払いに使用することだ。どうかこのウイルスの指示に従わないでほしい!
White Screen FBI virus: これはランサムウエアに分類される、FBIウイルスと同じグループのウイルスの感染だ。もしデスクトップ上にカーソルと白いスクリーンが見えるならウイルスが読み込みに失敗したということだ。しかし大きなFBIの小児性愛やその他の関連したオンライン犯罪に関する警告を表示する場合がある。どうかWhite Screen FBIウイルスの警告を無視し、金銭の支払いや個人情報の提供はしないでほしい。
FBI Computer Crime and Intellectual Property Section virus:これは感染するや否やコンピューター全体を占拠する危険なランサムウエアだ。デスクトップの代わりに’このコンピューターはISPによりブロックされました。’というメッセージをいくつもの理由とともに表示する。上記のバージョンと同じくアメリカ合衆国の法律を著作権のあるコンテンツの視聴や拡散により破った、と主張する。このFBIウイルスのバージョンは$200の罰金を支払うよう促す。どうかこの指示に従わないでほしい。
FBI System Failure virus:FBI System Failureウイルスは深刻なランサムウエアの脅威で、コンピューターをブロックし次のような偽の警告を表示する:このコンピューターの履歴はすべて記録してある。コンピューターのロックを解除しようとするな!前述してあるバージョンと同じようにこのウイルスは被害者にでっち上げの罰金を払わせようとする。このバージョンはREloaditプリペイメントシステムを使用し、$300を支払わせようとする。もしこのような警告を見た場合、必ず無視しシステムから悪意のあるファイルを取り除くためマルウエア対策ソフトを使用していただきたい。
FBIウイルスを除去するには?
FBIウイルスを除去するにははじめにコンピューターのロックを解除すべきだ。そのために私たちはインターネットに接続できるもう一台のコンピューターの使用を推奨する。それから次のステップに従ってほしい:
1. もう一台のマシンを使用し、FortectIntegoやその他の評判の高いマルウエア対策プログラムをダウンロードする。SpyHunter 5Combo CleanerやMalwarebytesなどをダウンロードしてもよいだろう。
2. プログラムを更新しUSBドライブやCDに入れる。
3. 感染したマシンをコマンドプロンプト付のセーフモードで再起動し、USBドライブを接続する。
4. ウイルスに感染したコンピューターをもう一度再起動しシステムの完全スキャンを実行する。
更新:FBIウイルスの新しいバージョンFBI Green Dot Moneypak virus、FBI Virus Black ScreenおよびFBI Online Agenに注意してほしい。これらは被害者からより多くの金銭を引き出すため$100ではなく$200をMoneyPakプリペイメントシステムを使用し要求します。これらのバージョンを完全に取り除くには最新のウイルス対策ソフトもしくはマルウエア対策ソフトで完全なシステムのスキャンを実行してください。コンピューターのロックを解除するには上記のステップと次の対策に従ってください。
* FBIグループのウイルスに感染したユーザーはWindowsのアカウントのアクセス権があります。もしアカウントのうち一つでも管理者権限があればマルウエア対策ソフトを起動できるはずです。
* ランサムウエアの機能を停止するためFlashの使用を拒否してください。Flashの使用を拒否するにはマクロメディアのサポートへ行き拒否を選択します:
http://www.macromedia.com/support/documentation/en/flashplayer/help/help09.html
拒否した後マルウエア対策ソフトで完全なシステムスキャンを実行してください。
* 手動でFBIウイルスを除去する場合:
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感染したコンピューターをFBIウイルスを無効にするため’コマンドプロンプト付のセーフモード’で起動(これはすべてのウイルスのバージョンで有効なはずです)
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Regeditを実行
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WinLogonの項目を探し、explorer.exeもしくは空白でないすべての項目を記録しexplorer.exeに書き換える。
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記録したレジストリのファイルの項目を探しファイルを参照しているレジストリを削除する。
この動画のガイドはFBIウイルスの除去方法を見せています。しかしパラサイトのバージョンやシステムにより除去方法が少し異なる場合があります。自動除去の方法を使用すれば簡単に除去できます。
手動 FBIウイルス削除方法
ランサムウェア: セーフモードにおける手動によるランサムウェアの駆除
重要です! →
一般的な PC ユーザーの方には手動による駆除ガイドはやや難しく感じられるかもしれません。正しく実行するためには IT に関する詳しい知識が求められ (重要なシステムファイルが削除され、あるいは破損した場合、Windows 全体の感染に繋がる恐れがあります)、さらに完了までに何時間もかかる場合があります。そこで、上述の自動的なメソッドの使用を強くお勧めします。
ステップ 1。「セーフモードとネットワーク」に移動する
手動によるマルウェアの駆除はセーフモード環境で行うのが最適です。
Windows 7 / Vista / XP
- スタート > シャットダウン > 再起動 > OK の順にクリックします。
- PC がアクティブになったら「詳細ブートオプション」ウィンドウが表示されるまで F8 ボタンを複数回押します (機能しない場合は F2、F12、Del などを押してみてください – マザーボードのモデルにより異なります) 。
- リストでセーフモードとネットワークを選択します。
Windows 10 / Windows 8
- スタートボタンをクリックして設定を選択します。
- スクロールダウンして更新とセキュリティを選択します。
- ウィンドウの左側で回復を選択します。
- 今度はスクロールダウンしてPCの起動をカスタマイズするを見つけます。
- 今すぐ再起動をクリックします。
- トラブルシューティングを選択します。
- 詳細オプションに移動します。
- スタートアップ設定を選択します。
- 再起動を押します。
- ここで 5 を押すか、5) セーフモードとネットワークを有効にするをクリックします。
ステップ 2. 怪しいプロセスをシャットダウンする
Windows タスクマネージャーはバックグラウンドで稼働しているプロセスをすべて表示できる便利なツールです。マルウェアがプロセスを実行している場合は、それをシャットダウンしなければなりません:
- キーボードの Ctrl + Shift + Esc を押して Windows タスクマネージャーを開きます。
- 詳細をクリックします。
- バックグラウンドプロセスセクションまでスクロールダウンし、怪しいものを探します。
- 右クリックしてファイルの場所を開くを選択します。
- プロセスに戻り、右クリックしてタスクの終了を選択します。
- 有害なフォルダのコンテンツを削除します。
ステップ 3. プログラムスタートアップをチェックする
- キーボードで Ctrl + Shift + Esc を押して Windows タスクマネージャーを開きます。
- スタートアップタブに移動します。
- 怪しいプログラムの上で右クリックして無効化を選択します。
ステップ 4. ウィルスファイルを削除する
PC の中で、あちらこちらにマルウェア関連のファイルが見つかることがあります。以下はその見つけ方のヒントです:
- Windows の検索ボックスにディスククリーンアップと入力して Enter を押します。
- クリーンアップするドライブを選択します (既定により C: がメインのドライブで、有害なファイルはここにありそうです)。
- 削除するファイルリストをスクロールして以下を選択します:
Temporary Internet Files
Downloads
Recycle Bin
Temporary files - システムファイルのクリーンアップを選択します。
- 他にも以下のフォルダ内に隠れている有害なファイルを探してみてください (Windows 検索ボックスで以下のエントリを入力して Enter を押します):
%AppData%
%LocalAppData%
%ProgramData%
%WinDir%
終了したら、PC を通常モードで再起動します。
System Restore を使用して FBI を削除
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手順 1: Safe Mode with Command Prompt へコンピュータを再起動
Windows 7 / Vista / XP- Start → Shutdown → Restart → OK をクリック.
- コンピュータがアクティブ状態になったら、 Advanced Boot Options ウィンドウが表示されるまで、 F8 を何度か押下します。
- リストから Command Prompt を選択
Windows 10 / Windows 8- Windows ログイン画面で Power ボタンを押下します。 その後、キーボードの Shift を押し続け、 Restart をクリックします。.
- ここで、 Troubleshoot → Advanced options → Startup Settings を選択し、最後に Restart を押下します。
- コンピュータがアクティブ状態になったら、 Startup Settings ウィンドウの Enable Safe Mode with Command Prompt を選択します。
-
手順 2: システムファイルと設定の復元
- Command Prompt ウィンドウが表示されたら、 cd restore を入力し Enter をクリックします。
- ここで rstrui.exe を入力し、もう一度 Enter を押下します。.
- 新しいウィンドウが表示されたら、 Next をクリックし、FBI が侵入する前の復元ポイントを選択します。選択後、 Next をクリックします。
- ここで Yes をクリックし、システムの復元を開始します。
最後に、クリプト・ランサムウェアから身を守るよう、常に気をつけてください。FBI やその他のランサムウェアからコンピュータを守るためには、 FortectIntego や SpyHunter 5Combo Cleaner 、 Malwarebytes などの評価が高いアンチスパイウェアを使用してください
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政府のスパイ行為を許してはいけません
政府は利用者のデータの追跡あるいは市民へのスパイ行為に関しては多くの問題を抱えています。そこで、このことを考慮に入れて、怪しい情報収集の行いについて学びましょう。インターネット上では完全匿名にすることにより、迷惑な政府系の追跡行為を避けましょう。
オンラインにアクセスするために違うロケーションを選択し、特定のコンテンツ制限もなく、オンラインに接続して欲しいものにアクセスする時、別の場所を選択することができます。 Private Internet Access VPN を使用すると、ハッキングされるリスクがなく、簡単にインターネット接続をお楽しみいただけます。
政府の他の迷惑な当事者によりアクセス可能な情報をコントロールし、スパイ行為を受けずにオンラインサーフィンをお楽しみください。不法行為に関与しておらず、また自分のサービス、プラットフォームのセレクションを信頼していたとしても、自分自身の安全性を常に疑い、 VPN サービスを使用して予防的措置を講じておきましょう。
マルウェアの攻撃に遭った場合に備えて、バックアップファイルを作りましょう
コンピュータを使用していると、サイバー感染や自分のうっかりミスによりいろいろなものを失くして困ることがあります。マルウェアによって生じるソフトウェアの問題や暗号化による直接的なデータの損失から端末の問題や恒久的なダメージに繋がる恐れがあります。そんな時に適切な 最新のバックアップ があれば、そのような場面に遭遇しても簡単に元通りに回復して仕事に戻れます。
端末に何か変更を加えたらバックアップを取っておけば、マルウェアが何かを変更したり端末の問題が原因でデータの破壊やパフォーマンスの低下が発生した時点に戻すことができるため、バックアップの作成は不可欠です。元に戻せる機能を利用して、日常の、あるいは毎週ごとの習慣としてバックアップを取るようにしましょう。
なにか重要なドキュメントやプロジェクトの前のバージョンを取ってあれば、ストレスや障害も防げます。マルウェアが突如として現れた場合に大変便利です。システム復元には Data Recovery Pro をぜひご利用ください。