Gmail ウィルスを除去する (ウイルスリムーバルインストラクション) - 無料ガイド
Gmailウイルス削除方法
Gmail ウィルスとは?
Gmail ウィルスについて知っておくべきこと
Gmail ウィルスというのは幅広い意味を持つ用語です。様々な Gmail 詐欺やフィッシング攻撃、捏造メール、およびユーザーのアカウントに感染する明らかなマルウェアなどを網羅する言葉です。しかし、この言葉が最もよく使われるのは、メールの添付ファイルの形でやってきて Gmail ユーザーの PC に感染するウィルスについてでしょう。
Gmail は別名 Google Mail としても知られ、月間で 10 億人以上のアクティブ・ユーザーが利用する最大手のメール・サービス・プロバイダです。サイバー犯罪者がこのコミュニケーション・プラットフォームをターゲットにすることも頷けます。なぜなら、ここには何百、何千という被害者候補がいることになるからです。
攻撃主は、.ZIP、.JS、また Word ファイルの形で悪意のある添付ファイルを送り付けることにより、Google Mail のユーザーをターゲットにします。ただし、このメール・サービス・プロバイダでは .JS ファイル形式の添付物は禁じられているため、攻撃主がそう簡単には PC に感染できないようになっています。
そうは言っても、どういう訳か、これでもランサムウェアの被害者の数を低く抑えることができませんでした。というのも、攻撃主は引き続き他の形式でマルウェアを送り続け、この新たな制限を意にも介さなかったからです。今や単純に .JS ファイルを .ZIP ファイルに圧縮し、簡単に制限を突破しているのです。
また、詐欺師たちは偽の Google Doc のリンクを送ることで、ユーザーのアカウントを感染させることができます。去る 5 月、セキュリティの専門家が新しいフィッシング攻撃 に気づきましたが、それは詐欺師が何千というユーザーに偽のメッセージを送り、Google Doc ファイルをチェックするように求めているものでした。
リンクをクリックすると、被害者は Google のセキュリティ・ページにリダイレクトされました。このページで、被害者は悪意のあるアプリに対して個人のメール・アカウントの管理許可を与えるように求められます。その結果、ウィルスが被害者のアカウントを使用して、自身を被害者の連絡先に配布します。これに類似した詐欺があちらこちらに広がっています。
ハッカーが用いる別の手口は、これまた説得力があり、また驚くなかれ、よく出来ていました。攻撃主は偽の Gmeil 添付ファイルが含まれた欺瞞的なメールを配布しました。詐欺部分はメッセージの本文にありました。メールの添付ファイルは本物のように見えますが、実は出来のよい、正確に配置された画像で、そこに URL が隠されていたのです 。
それをクリックすると、被害者は正式な Gmail のログイン・ページのように見えるフィッシング・サイトに誘導されます。当然ながら、ログインの詳細情報を入力すると、被害者のアカウントがハッキングされます。
Gmail ウィルスとは、Gmail のユーザーをターゲットにした様々なタイプのマルウェアおよびフィッシング攻撃の総称です。そのような悪意のあるコンテンツが、怪しい添付ファイルとして、あるいは合法的に見えるメールに付加された URL という形で届きます。
偶然にもメール・アカウントから Gmail ウィルスをダウンロードした場合は、PC からできるだけ速やかに除去しなければなりません。うまく行けば、システムへのダメージやプライバシーの漏洩を防ぐことができるでしょう。Gmail マルウェアをうまく取り除くには、FortectIntego ソフトウェアのご使用をお勧めします。
メールの受信トレイからウィルスを受け取らない
アカウントがハッキングされたり感染したりしないようにするための、一般的なヒントをあげてみましょう。これらのヒントの中から、ランサムウェアの攻撃を防ぐヒントも得られるかも知れません。また、こちらの ウィルス付きのメールを見分ける 方法についてのガイドもどうぞお読みください。
- このメール・サービス・プロバイダをご使用の方は、Gmail のパスワードのリセットやアカウントのアップグレード、またログインの詳細情報を入力させようと促す怪しいメッセージにご注意ください。これは偽のログイン・フォームでユーザーをフィッシング・サイトに誘導しようと目論む詐欺師によって使われる常套手段です。このようなサイトでログイン情報を入力すると、アカウントが直ちに感染します。
- 詐欺師には好みの詐欺の手口というものがあります。一般に、彼らは例えばブラック・フライデーや納税の時期など、何らかの年次イベントの頃に最も活発になります。被害者に添付ファイルやリンクを開くよう要求し、もっともらしいメールを作成して「重要な文書/請求書/スペシャル・オファー/割引コード」を見るように勧めてきます。残念ながら、このような添付ファイルやリンクは、悪意のあるコンテンツを隠すための偽装に過ぎません。
- 一般論として、見知らぬ送信元からのメールは決して開いたり返事をしたりしてはいけない、というのが一番のルールです。必ず送信者のメール・アドレスを確かめて、合法的なものかどうかを調べてください。合法的ではない場合は、添付ファイルやリンクを開こうなどと思ってはいけません。実際、メッセージ本文もクリックすべきではないのです!
Gmail マルウェアに関する FAQ
以下に、PC ユーザーを悩ませる最もよくある Gmail マルウェアの形を示しましょう。ウィルスについて実際に寄せられたユーザーの苦情を入れておきました。これらはユーザーがよく遭遇する問題です。弊社からの返答も載せてあります。これにより Gmail ウィルスによる攻撃を回避し、また克服できることを願っております。
質問: 誰かが私のメール・アドレスからメールを送っています。友達が、私がスパム・メールを送ったと言うのですが、私は送っていません!
回答: この場合 2 つのシナリオが考えられます。アカウントが感染している可能性がありますが、送信フォルダに何のメッセージも残っていない場合、誰かがあなたのアカウントを乗っ取ったということになるでしょう。つまり、ご友人は、送信元を偽ってあなたのメールが送信元のアドレスまたは返信用のアドレスに見えるように改ざんされたメールを受け取っていることになります。アカウントを守るために、Gmail セキュリティ診断 の実施をお勧めします。
質問: 私の Gmail アカウントがハッキングされて、サインインできなくなりました。アカウントを回復する方法は?
回答: お客様へ、メール・アカウントがハッキングされた場合にまず行うことは、パスワードを変更することです。次に、Google アカウント回復フォーム に記入します。
アカウントがハッキングされた方法を考えてみましょう。メールのログイン・ページのように見えるフィッシング・サイトでログインの詳細情報を提供したかも知れませんが、ログインやパスワードを攻撃主に提供するキーロガーやデータを盗み取るトロイによって PC が感染していたことも考えられます。そのような場合は、FortectIntego のようなアンチマルウェアで完全なシステム・チェックを実施してください。
質問: Gmail 経由で受け取った悪意のある添付ファイルを開きました。その結果、PC がランサムウェアに感染しました。がっかりしました。これって、Gmail のウィルス・フィルタが機能しなかったということですか?
回答: お客様、Gmail のウィルス・フィルタは強力です。しかし、サイバー犯罪者は常にそれらを迂回する方法を探しているのです。大変であっても、それは可能だと言えます。そのため、世界で最強のメール・サービスを使用したとしても、メールのメッセージを読む際は、あまり安心し切っているわけにも行かないのです。常に注意して、サイバー犯罪者の手口に引っかからないようにしましょう。
Gmail ウィルスの配布
犯罪者がメールを使用してウィルスを配布するには、いくつか共通の配布手法 があります。一般に、そのようなメールは、例えば領収書や請求書、召喚状、報告書、履歴書、出荷情報、その他全く疑いを持たないような文書など、合法的なファイルを送る振りをしています。
しかし、これらの文書にはしばしばマクロのスクリプトが含まれており、「コンテンツを有効にする」というボタンをたった 1 度クリックするだけで自動的に実行されます。その結果、スクリプトによりマルウェアが被害者の PC にダウンロードされ、自動的に起動されます。
詐欺師はさらに悪意のある URL を被害者に送り、特定の目的のために自身のサイトにアクセスするよう求めてきます。そのリンクはパスワードのリセットや、文書または Dropbox のファイルの閲覧のように見えます。当然ながら、そのようなリンクをクリックし、その裏にあるコンテンツとやり取りするということは、マルウェアを PC に感染させることになるわけです。
マルウェアの攻撃に弱い無防備な PC を使うと、メール・アカウントが感染し、スパムを送信するために使用される場合があります。無防備な PC はトロイやキーロガー、また他のデータ窃盗ウィルスに容易に汚染されます。インターネットから違法なソフトをダウンロードすると、PC への感染の機会が増えます。そのようなソフトウェア・パッケージはマルウェアの主要なソースの 1 つなのです。
システムから Gmail ウィルスを除去する
メールの添付ファイルを開いた後に PC が感染した場合は、何を置いてもすべきことは、出来る限り速やかに Gmail ウィルスを除去することです。Safe Mode with Networking にして、評判のよいアンチマルウェアと組み合わせて Gmail マルウェアを除去されることを強くお勧めします。
PC が感染しなかったものの自分のアカウントにアクセスできなくなったという場合は、メール・サービス・プロバイダに連絡し、指示に従ってアカウントを回復させてください。
手動 Gmailウイルス削除方法
ランサムウェア: セーフモードにおける手動によるランサムウェアの駆除
以下のステップで、PC システムに感染した Gmail ウィルスを取り除くことができるでしょう。
重要です! →
一般的な PC ユーザーの方には手動による駆除ガイドはやや難しく感じられるかもしれません。正しく実行するためには IT に関する詳しい知識が求められ (重要なシステムファイルが削除され、あるいは破損した場合、Windows 全体の感染に繋がる恐れがあります)、さらに完了までに何時間もかかる場合があります。そこで、上述の自動的なメソッドの使用を強くお勧めします。
ステップ 1。「セーフモードとネットワーク」に移動する
手動によるマルウェアの駆除はセーフモード環境で行うのが最適です。
Windows 7 / Vista / XP
- スタート > シャットダウン > 再起動 > OK の順にクリックします。
- PC がアクティブになったら「詳細ブートオプション」ウィンドウが表示されるまで F8 ボタンを複数回押します (機能しない場合は F2、F12、Del などを押してみてください – マザーボードのモデルにより異なります) 。
- リストでセーフモードとネットワークを選択します。
Windows 10 / Windows 8
- スタートボタンをクリックして設定を選択します。
- スクロールダウンして更新とセキュリティを選択します。
- ウィンドウの左側で回復を選択します。
- 今度はスクロールダウンしてPCの起動をカスタマイズするを見つけます。
- 今すぐ再起動をクリックします。
- トラブルシューティングを選択します。
- 詳細オプションに移動します。
- スタートアップ設定を選択します。
- 再起動を押します。
- ここで 5 を押すか、5) セーフモードとネットワークを有効にするをクリックします。
ステップ 2. 怪しいプロセスをシャットダウンする
Windows タスクマネージャーはバックグラウンドで稼働しているプロセスをすべて表示できる便利なツールです。マルウェアがプロセスを実行している場合は、それをシャットダウンしなければなりません:
- キーボードの Ctrl + Shift + Esc を押して Windows タスクマネージャーを開きます。
- 詳細をクリックします。
- バックグラウンドプロセスセクションまでスクロールダウンし、怪しいものを探します。
- 右クリックしてファイルの場所を開くを選択します。
- プロセスに戻り、右クリックしてタスクの終了を選択します。
- 有害なフォルダのコンテンツを削除します。
ステップ 3. プログラムスタートアップをチェックする
- キーボードで Ctrl + Shift + Esc を押して Windows タスクマネージャーを開きます。
- スタートアップタブに移動します。
- 怪しいプログラムの上で右クリックして無効化を選択します。
ステップ 4. ウィルスファイルを削除する
PC の中で、あちらこちらにマルウェア関連のファイルが見つかることがあります。以下はその見つけ方のヒントです:
- Windows の検索ボックスにディスククリーンアップと入力して Enter を押します。
- クリーンアップするドライブを選択します (既定により C: がメインのドライブで、有害なファイルはここにありそうです)。
- 削除するファイルリストをスクロールして以下を選択します:
Temporary Internet Files
Downloads
Recycle Bin
Temporary files - システムファイルのクリーンアップを選択します。
- 他にも以下のフォルダ内に隠れている有害なファイルを探してみてください (Windows 検索ボックスで以下のエントリを入力して Enter を押します):
%AppData%
%LocalAppData%
%ProgramData%
%WinDir%
終了したら、PC を通常モードで再起動します。
System Restore を使用して Gmail を削除
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手順 1: Safe Mode with Command Prompt へコンピュータを再起動
Windows 7 / Vista / XP- Start → Shutdown → Restart → OK をクリック.
- コンピュータがアクティブ状態になったら、 Advanced Boot Options ウィンドウが表示されるまで、 F8 を何度か押下します。
- リストから Command Prompt を選択
Windows 10 / Windows 8- Windows ログイン画面で Power ボタンを押下します。 その後、キーボードの Shift を押し続け、 Restart をクリックします。.
- ここで、 Troubleshoot → Advanced options → Startup Settings を選択し、最後に Restart を押下します。
- コンピュータがアクティブ状態になったら、 Startup Settings ウィンドウの Enable Safe Mode with Command Prompt を選択します。
-
手順 2: システムファイルと設定の復元
- Command Prompt ウィンドウが表示されたら、 cd restore を入力し Enter をクリックします。
- ここで rstrui.exe を入力し、もう一度 Enter を押下します。.
- 新しいウィンドウが表示されたら、 Next をクリックし、Gmail が侵入する前の復元ポイントを選択します。選択後、 Next をクリックします。
- ここで Yes をクリックし、システムの復元を開始します。
最後に、クリプト・ランサムウェアから身を守るよう、常に気をつけてください。Gmail やその他のランサムウェアからコンピュータを守るためには、 FortectIntego や SpyHunter 5Combo Cleaner 、 Malwarebytes などの評価が高いアンチスパイウェアを使用してください
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政府のスパイ行為を許してはいけません
政府は利用者のデータの追跡あるいは市民へのスパイ行為に関しては多くの問題を抱えています。そこで、このことを考慮に入れて、怪しい情報収集の行いについて学びましょう。インターネット上では完全匿名にすることにより、迷惑な政府系の追跡行為を避けましょう。
オンラインにアクセスするために違うロケーションを選択し、特定のコンテンツ制限もなく、オンラインに接続して欲しいものにアクセスする時、別の場所を選択することができます。 Private Internet Access VPN を使用すると、ハッキングされるリスクがなく、簡単にインターネット接続をお楽しみいただけます。
政府の他の迷惑な当事者によりアクセス可能な情報をコントロールし、スパイ行為を受けずにオンラインサーフィンをお楽しみください。不法行為に関与しておらず、また自分のサービス、プラットフォームのセレクションを信頼していたとしても、自分自身の安全性を常に疑い、 VPN サービスを使用して予防的措置を講じておきましょう。
マルウェアの攻撃に遭った場合に備えて、バックアップファイルを作りましょう
コンピュータを使用していると、サイバー感染や自分のうっかりミスによりいろいろなものを失くして困ることがあります。マルウェアによって生じるソフトウェアの問題や暗号化による直接的なデータの損失から端末の問題や恒久的なダメージに繋がる恐れがあります。そんな時に適切な 最新のバックアップ があれば、そのような場面に遭遇しても簡単に元通りに回復して仕事に戻れます。
端末に何か変更を加えたらバックアップを取っておけば、マルウェアが何かを変更したり端末の問題が原因でデータの破壊やパフォーマンスの低下が発生した時点に戻すことができるため、バックアップの作成は不可欠です。元に戻せる機能を利用して、日常の、あるいは毎週ごとの習慣としてバックアップを取るようにしましょう。
なにか重要なドキュメントやプロジェクトの前のバージョンを取ってあれば、ストレスや障害も防げます。マルウェアが突如として現れた場合に大変便利です。システム復元には Data Recovery Pro をぜひご利用ください。