Google WebHP ウィルスを除去する (リムーバルガイド) - 2020年11月月更新
Google WebHPウイルス削除方法
Google WebHP ウィルスとは?
WebHP – Chrome ウェブブラウザや怪しい PUP と関連するリダイレクトトラブル
WebHP ウィルスはブラウザハイジャッカーで、Google 検索エンジンにそっくりです 。このウィルスをシステムにインストールすると、ひっきりなしに google.com/webhp や見知らぬ類似のウェブサイトにリダイレクトされます。指定されたエンジンを使用してオンラインで検索を試みるたびに広告やリダイレクト、バナー、またテキスト内リンクが満載のリストが結果表示されますが、それらはスポンサーのページにユーザーを誘導する目的で怪しいオンライン素材に繋がっているのです。
さらに、Google WebHP はユーザーに強制的に偽の更新プログラムや無用なプログラムをインストールさせるような誘導的な広告も表示します。プロモーション用の広告には直接ダウンロード用のスクリプトが付いており、他にも Searchou のような関連する侵入者のインストールにも誘導されることがあります。このリダイレクトの問題は Firefox、Chrome、Safari の各ブラウザで起きており、パフォーマンスやスピード、セキュリティ、さらにはプライバシーの問題にも繋がるような重大なトラブルにも発展しそうです。
第一に知っておくべきことは、WebHP ウィルスが Google には一切関係がないということです。また、検索結果をクリックすると、怪しいサードパーティのウェブサイトにアクセスさせたり、ランダムにポップアップ広告が開いたりするため、安全とは言えません。エキスパートの報告によると、ひっきりなしに http://google.com/webhp にリダイレクトされるという PC ユーザーは、PC に Conduit ウィルス がいないかについても確かめた方が良いとのことです。PC に侵入するこのようなプログラムはユーザーに強制的に品質の低いウェブサイトや潜在的な広告プラットフォームにアクセスさせ、ページへのアクセスやポップアップ広告がクリックされるたびに収入を楽に得られるようになっているのです。
名前 | Google WebHP ウィルス |
---|---|
タイプ | ブラウザハイジャッカー |
問題点 | このプログラムはホームページや検索エンジン、新しいタブなどの環境設定を置き換えて、コンテンツを制御し、ユーザーを怪しい広告ページに晒します |
配布 | フリーウェアのインストールによりこのように怪しいプログラムが侵入してしまうのは、ユーザーが「拡張」や「カスタム」オプションではなく「推奨」や「高速」オプションを選択する傾向があるためです |
駆除 | Google WebHP ウィルスはアンチマルウェアツールの他、怪しいアプリケーションやファイルがないかマシンをチェックできるような類似のプログラムを使えば駆除できます。潜在的に迷惑なプログラムの足跡はこの方法ですべて削除できます |
修復 | システム内でこのプログラムにより直接的なダメージを受ける部分があります。ファイルを追加または除去し、プロセスやシステム機能にも影響を与えるため、FortectIntego を実行して改ざんされた部分を見つけ、潜在的なダメージを自動的に修復してください |
Chrome WebHP はこっそりと PC システムに入り込み、感染したウェブブラウザに危険なブラウザ拡張機能を追加します 。ブラウザのホームページも google.com/webhp または google.co.uk/webhp に改ざんします。
これらのウェブサイトは見た目は本物の Google 検索エンジンにそっくりです。残念ながら、本物の Google 検索に似ていることから、PC ユーザが騙されて、うっかり安全な検索エンジンだと信じて使ってしまうのです。
残念ながら、このウィルスにより提供される偽の検索エンジンは様々なサードパーティのウェブサイトへのリダイレクトをトリガし、そのさきのウェブサイトが有害あるいは誘導的なコンテンツを提供することがあるため危険なのです。URL に webhp が付加されているのを見かけたら、その検索エンジンは使わないでください。
このハイジャッカーは居住する国には関係なく検索設定に感染するため、例えばフランスの PC ユーザーなら google.fr/webhp にリダイレクトされるという具合です 。こういう場合は、必ず Google WebHP リダイレクトを駆除してください。そのためには、怪しいサードパーティのソフトウェアをすべてアンインストールしてウェブブラウザをリセットするか、FortectIntego で PC をスキャンしてさらに機能の修復を行ってください。
Google WebHP リダイレクトウィルスはいつもの検索結果とは異なる改ざんされた結果を表示します。google.com/webhp リダイレクトウィルスが現れるということは、システムが Conduit Search ウィルスに感染していることが疑われます。
レポートによると、このハイジャッカーは悪名高い Conduit Toolbar と一緒に PC に潜り込むとのことであり、必ずこれも駆除する必要があります。またハイジャッカーがブラウザのホームページを改ざんしないこともあり、駆除する際にさらに問題が発生することもあるため注意が必要です。この場合は Chrome の Omnibox をチェックすると、URL ボックス経由で検索しようとするたびに、改ざんされた検索結果が表示されます。
Conduit などのサードパーティのソフトウェアをインストールした覚えがないのにという方は、PC から他の怪しいフィアルとともに駆除する必要があります。こうすれば Google WebHP ウィルスの問題も修正されるでしょう。SpyHunter 5Combo Cleaner や Malwarebytes などのアンチマルウェアツールでスキャンを実行するのが最善でしょう。
オンライン中に感染する理由
リダイレクトウィルスのほとんどは、極めてこっそりと PC システムに入ってきます。一般に安全そうに見えるプログラムの振りをしてやってきたり、自ら「推奨」ソフトウェアと謳うこともあります。しかし、直接的な方法で姿を現すことはありません。他のフリーアプリと一緒に拡散されるか、ソフトウェアバンドルに入っていて一緒にインストールされるのです。
従前のように、ブラウザハイジャッカーはソフトウェアパッケージに入って配布されるため、インストールさせないためにはそのようなソフトウェアパッケージを分解する必要があるのです。ダウンロードしたばかりのソフトウェアのインストーラを起動したら、急いで進んではいけません!
利用規約や個人情報保護方針など、インストーラが提供している情報をすべて読んでください。そうしてから次のステップに進みましょう。インストール「設定」のところに来たら、「拡張」または「カスタム」オプションを選びます (「規定」「標準」は「選択しないでください」!)。次に怪しげなコンポーネントをすべて選択解除してください。
初心者のための Google WebHP 駆除ガイド
Google WebHP を駆除するためには、PC に最近インストールされたプログラムのリストをよく調べ、さらにすべてのブラウザで知らないうちに追加されているブラウザ拡張機能を見つける必要があります。インストールした覚えのないプログラムや拡張機能をすべて削除しなければなりません。
WebHP ウィルスは危険なプログラムで、PC に危険を及ぼすためにその存在を無視することはできません。すぐにアンチマルウェアプログラムを実行すれば、それだけ早くマシンから脅威を適切に消去することができ、さらなるダメージを回避することができます。
本記事末尾の Google Webhp 駆除ガイドに従えば、PC からマルウェアを楽に駆除できます。どのような場合でも、推奨のセキュリティソフトウェアで PC をスキャンし、他にも危険なプログラムがこっそりと PC のパフォーマンスを阻害したり脅威を与えたりしていないか確認されることを強くお勧めします。
ウィルスによる破損は FortectIntego を利用して取り除くことができます。 潜在的に迷惑なプログラムおよびウィルスと、関連の全てのファイルおよびレジストリエントリの検出には SpyHunter 5Combo Cleaner および Malwarebytes をお勧めします。
手動 Google WebHPウイルス削除方法
Uninstall from Windows
最初に、Conduit Search、SearchProtect などの怪しいプログラムをシステムからすべてアンインストールします。次に Windows キー + R を押してプロンプトを起動し、regedit と入力します。Enter を押します。Windows のレジストリエディタで、編集 > 検索 の順に移動して Conduit を探してください。検索結果に表示されたすべてのキーを削除してください。
Windows 10/8 のマシンから Google WebHP ウィルス を除去するには、以下のステップに従ってください:
- Windows 検索ボックスにコントロールパネルと入力して Enter を押すか、検索結果をクリックします。
- プログラムの下のプログラムのアンインストールを選択します。
- リストから Google WebHP ウィルス に関連するエントリ (または最近インストールされた怪しいプログラムすべて) を探します。
- アプリケーションの上で右クリックし、アンインストールを選択します。
- ユーザーアカウント制御が表示されたら、はいをクリックします。
- アンインストールプロセスが完了したら OK をクリックします。
Windows 7/XP ユーザーの場合は、以下のガイドに従ってください:
- Windows スタート > 右ペインにあるコントロールパネル の順にクリックします (Windows XP ユーザーの場合は、プログラムの追加/削除をクリックします)。
- コントロールパネルで、プログラム > プログラムのアンインストールの順に選択します。
- 不要なアプリケーションの上で 1 回クリックして選択します。
- その上でアンインストール/変更をクリックします。
- 確認プロンプトではいを選択します。
- OK を 1 回クリックして除去プロセスを終了します。
削除するGoogle WebHP からMac OS X system
- OS Xを使用している場合は、画面左上のGoボタンをクリックしApplicationsを選択
- Applicationsフォルダが表示されたらGoogle WebHPもしくは他の不審なプログラムを探し、それぞれ右クリックしMove to Trashを選択する。
MS Edge/Chromium Edge のリセット
MS Edge から不要な拡張機能を削除する:
- メニュー (ブラウザウィンドウの右上にある横に並んだ 3 つのドット) を選択して拡張機能を選びます。
- リストから 関連の拡張機能を選択して歯車アイコンをクリックします。
- 下にあるアンインストールをクリックします。
クッキーや他のブラウザデータを消去する:
- メニュ- (ブラウザウィンドウの右上にある横に並んだ 3 つのドット) をクリックしてプライバシーとセキュリティを選択します。
- 閲覧データのクリアで、クリアするデータの選択を選びます。
- すべてを選び (パスワードは外しますが、適切な場合はメディアライセンスも含めておくと良いでしょう)、クリアをクリックします。
新しいタブとホームページの設定を復元する:
- メニューアイコンをクリックして設定を選択します。
- 次に起動時セクションに移動します。
- 何か怪しいドメインがある場合は削除をクリックします。
上述の方法でうまくいかなかった場合の MS Edge のリセット方法:
- Ctrl + Shift + Esc を押してタスクマネージャーを開きます。
- ウィンドウの下にある詳細矢印をクリックします。
- 詳細タブを選択します。
- スクロールダウンして名前に Microsoft Edge が入っている各エントリに移動します。それぞれの上で右クリックしてタスクの終了を選択すれば MS Edge が停止します。
このソリューションでもうまくいかない場合は、さらに高度な方法で Edge をリセットすることになります。先に進む前にデータのバックアップを取る必要があることに留意してください。
- PC で次のフォルダを見つけてください: C:\\Users\\%username%\\AppData\\Local\\Packages\\Microsoft.MicrosoftEdge_8wekyb3d8bbwe.
- キーボードで Ctrl + A を押してすべてのフォルダを選択します。
- その上で右クリックし、削除を選択します。
- 次にスタートボタンの上で右クリックし、Windows PowerShell (管理者) を選択します。
- 新しいウィンドウが開いたら、次のコマンドをコピー&ペーストして Enter を押します:
Get-AppXPackage -AllUsers -Name Microsoft.MicrosoftEdge | Foreach {Add-AppxPackage -DisableDevelopmentMode -Register “$($_.InstallLocation)\\AppXManifest.xml” -Verbose
Chromium ベース Edge のガイド
MS Edge (Chromium) から拡張機能を削除する:
- Edge を開き、設定 > 拡張機能の順にクリックして選択します。
- 削除をクリックして不要な拡張機能を削除します。
キャッシュとサイトデータを消去する:
- メニューをクリックして設定に移動します。
- プライバシーとサービスを選択します。
- 閲覧データのクリアでクリアするデータの選択を選びます。
- 時間範囲ですべての期間を選びます。
- 今すぐクリアを選択します。
Chromium ベースの MS Edge をリセットする:
- メニューをクリックして設定を選びます。
- 左側で、設定のリセットを選びます。
- 設定を復元して既定値に戻しますを選択します。
- リセットを押して確定します。
Mozilla Firefox のリセット
以下のガイドを使用して PC からハイジャッカーを駆除してください。タスクを完全に終わらせるために、その後で Firefox を再起動してください。
危険な拡張機能を削除する:
- Mozilla Firefox ブラウザを開いて メニュー (ウィンドウの右上コーナーにある 3 本線) をクリックします。
- アドオン を選択します。
- ここで Google WebHP ウィルス に関連のあるプラグインを選択し、削除をクリックします。
ホームページをリセットする:
- 右上コーナーにある 3 本線をクリックしてメニューを開きます。
- オプションを選択します。
- ホームオプションで、Mozilla Firefox を起動するたびに新しく開きたいサイトを入力します。
Cookie とサイトデータを消去する:
- メニューをクリックしてオプションを選択します。
- プライバシーとセキュリティセクションに移動します。
- スクロールダウンして Cookie とサイトデータの位置に移動します。
- データを消去…をクリックします。
- クッキーとサイトデータと一緒にウェブコンテンツのキャッシュも選択して消去を押します。
Mozilla Firefox のリセット
上述のガイドに従っても Google WebHP ウィルス が削除されなかった場合は、Mozilla Firefox をリセットしてください:
- Mozilla Firefox ブラウザを開いてメニューをクリックします。
- ヘルプに移動し、トラブルシューティング情報を選択します。
- Firefox の性能改善セクションで、Firefox をリフレッシュ…をクリックします。
- ポップアップが開いたら、Firefox をリフレッシュを押して確定します – これで Google WebHP ウィルス の削除が完了します。
Google Chrome のリセット
Chrome から Conduit を削除すれば google.com/webhp へのしつこいリダイレクトが止まります。以下の例を参照して検索設定をリセットしてください。
Google Chrome から有害な拡張機能を削除する:
- Google Chrome を開いてメニュー (右上コーナーにある縦に並んだ 3 つのドット) をクリックし、その他のツール > 拡張機能の順に選択します。
- 新しく開いたウィンドウにはインストール済みの拡張機能がすべて表示されます。削除をクリックして、Google WebHP ウィルス に関連のありそうな怪しいプラグインをすべてアンインストールしてください。
Chrome のキャッシュおよびウェブデータを削除する:
- メニューをクリックして設定を選択します。
- プライバシーとセキュリティで閲覧履歴データの削除を選択します。
- 閲覧履歴、Cookie と他のサイトデータ、キャッシュされた画像とファイルも選びます。
- データを削除をクリックします。
ホームページを変更する:
- メニューをクリックして設定を選択します。
- 起動時セクションに Google WebHP ウィルス などの怪しいサイトがないか調べます。
- 特定のページまたはページセットを開くをクリックし、3 点ボタンをクリックすると削除オプションがあります。
Google Chrome をリセットする:
上述の方法でうまくいかなかい場合は、Google Chrome をリセットして Google WebHP ウィルス 関連のコンポーネントをすべて駆除します:
- メニューをクリックして設定を選択します。
- 設定で、スクロールダウンして詳細設定をクリックします。
- スクロールダウンしてリセットとクリーンアップセクションに移動します。
- 設定を元の既定値に戻すをクリックします。
- 設定のリセットで確定すれば Google WebHP ウィルス の駆除は完了です。
Safari のリセット
Safari から迷惑な拡張機能を削除する:
- Safari > 環境設定… の順にクリックします。
- 新しいウィンドウで、拡張機能を選択します。
- Google WebHP ウィルス に関連する迷惑な拡張機能を選んでアンインストールを選択します。
Safari からクッキーや Web サイトのデータを消去する:
- Safari > 履歴を消去… をクリックします。
- 消去の対象のドロップダウンメニューですべての履歴を選択します。
- 履歴を消去で確定します。
上述の方法がうまくいかない場合の Safari のリセット方法:
- Safari > 環境設定…の順にクリックします。
- 詳細タブに移動します。
- メニューバーに“開発”メニューを表示にチェックを入れます。
- メニューバーで開発をクリックし、キャッシュを空にするを選択します。
After uninstalling this potentially unwanted program (PUP) and fixing each of your web browsers, we recommend you to scan your PC system with a reputable anti-spyware. This will help you to get rid of Google WebHP registry traces and will also identify related parasites or possible malware infections on your computer. For that you can use our top-rated malware remover: FortectIntego, SpyHunter 5Combo Cleaner or Malwarebytes.
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