Nullbyte ウィルスを除去する (無料インストラクション)
Nullbyteウイルス削除方法
Nullbyte ランサムウェア・ウィルスとは?
Nullbyte と、このランサムウェア・ウィルスの危険性:
Nullbyte ウィルスが最近インターネットを騒がせていますが、専門家によってこのウィルスについてまた新たなことが分かりつつあります。このウィルスの感染源については複数のセオリーが存在します。一部のリサーチャーは Nullbyte が Detox および Serpico ランサムウェアという、比較的新しくオンラインの世界に放出されたランサムウェアを元にしている、あるいはそのクローンである、と見ています。また別のリサーチャーは、このウィルスが新しい Cerber 3.0 バージョンに接続できる可能性について論議しています。これらのセオリーのいずれについてもまだ確認はされていませんが、この詐欺的なサイバー感染について既に知られていることについて話してみましょう。本記事では、この新しいサイバー感染を紹介し、その基本動作原理とお勧めの回避戦略について書いてみます。末尾には、Nullbyte の除去ガイドと詳細な除去方法を載せてあります。何としても素早く解決できる方法を知りたい場合は、例えば FortectIntego のような、自動アンチウィルス・ソフトでシステムをスキャンされるとよいでしょう。
間違いなく、Nullbyte ウィルスはランサムウェア・ウィルスに分類されます。数多くのファイル・タイプを暗号化する複雑なアルゴリズムを使用しており、_nullbyte という拡張子を付加して暗号化されたファイルを識別します。それらのファイルはこのように見えます: “randomfilename.jpg_nullbyte”。ターゲットのファイルを全て暗号化すると、PC の所有者に全体の状況を説明する段になります。そのために、犯罪者は画面をロックし、そこに身代金メモを表示します。PC を起動するたびにこのメッセージが表示されるため、見逃すことはあり得ません。ランサムウェアのロックした画面にはすでにファイル暗号解除機能が置いてあり、ファイルを買い戻すと決めた場合のためにビットコイン・ウォレットの情報が書かれています。残念ながら、ほとんどの被害者が身代金要求者の要求に屈して支払ってしまいます。このようにして、犯罪者はただ富を蓄えて、より一層悪意のあるプログラムを作成する資金を得ているのです。Nullbyte が要求する身代金の金額は、他のほとんどのランサムウェア・ウィルスが悪名を馳せているほど道理を欠いた金額ではありませんが (僅か 0.1 ビットコイン)、そのお陰で回収率が高くなること請け合いです。なぜなら、ユーザーはデータを復元するために少額のお金の方があまり躊躇せずに支払うからです。腰のポケットに手を伸ばす前に、まぁ急がないでください。全く無料でファイルを取り戻すことができるのですから。セキュリティの専門家がこのウィルスを調査し、Nullbyte の暗号解除プログラム作成に効果のある脆弱性を発見しました。このツールへのリンクは、下記のランサムウェア除去ガイド内にあります。暗号解除ツールを実行する前に必ず Nullbyte を PC から除去し、 完了したらシステムをもう一度チェックしてください。
このランサムウェア・ウィルスに対抗できるの?
ランサムウェア・ウィルスは最も危険で予測不可能なサイバー感染に属すると言われていますが、その配布方法の主要原理が分かっていれば、避けることができます。報告によると、Nullbyte は “Necrobot.Rebuilt” と呼ばれる PokemonGo の偽プログラムと一緒に PC に侵入すると言われています。しかし、もっとよくあるパターンは、スパム・メールや二世のソフトウェア更新プログラムや詐欺的な「当選おめでとう」広告など、一般的なランサムウェアの手口による感染です。ですから、この感染に対抗する最善の手段は、回避することです。すでに Nullbyte マルウェアが PC にあっても、それに直接的に応対してはいけません。信頼のおける暗号解除ソフトと併せてアンチウィルス・ツールを使用し、PC を除染し、ファイルを復元しましょう。
Nullbyte の除去に関するヒント:
Nullbyte ウィルスの危険度は高いため、素手でこのウィルスを取り扱うことは避けるべきであると強調しておきたいと思います。FortectIntego のような専用のウィルス除去ツールを使い、PC から Nullbyte を跡形もなく消し去ってしまいましょう。さらに、データの暗号解除も急がないでください。まずは、端末から危険な残留ファイルがないようにクリーンアップして、後にデータの破壊が起こらないようにしましょう。下記に NullByteDecrypter へのリンクを提供していますが、万が一このウィルスによりアンチウィルスのスキャナーがブロックされたり、他の理由により Nullbyte の除去がうまくいかない場合に備えて、手動によるウィルス除染ガイドも付けてあります。
手動 Nullbyteウイルス削除方法
ランサムウェア: セーフモードにおける手動によるランサムウェアの駆除
重要です! →
一般的な PC ユーザーの方には手動による駆除ガイドはやや難しく感じられるかもしれません。正しく実行するためには IT に関する詳しい知識が求められ (重要なシステムファイルが削除され、あるいは破損した場合、Windows 全体の感染に繋がる恐れがあります)、さらに完了までに何時間もかかる場合があります。そこで、上述の自動的なメソッドの使用を強くお勧めします。
ステップ 1。「セーフモードとネットワーク」に移動する
手動によるマルウェアの駆除はセーフモード環境で行うのが最適です。
Windows 7 / Vista / XP
- スタート > シャットダウン > 再起動 > OK の順にクリックします。
- PC がアクティブになったら「詳細ブートオプション」ウィンドウが表示されるまで F8 ボタンを複数回押します (機能しない場合は F2、F12、Del などを押してみてください – マザーボードのモデルにより異なります) 。
- リストでセーフモードとネットワークを選択します。
Windows 10 / Windows 8
- スタートボタンをクリックして設定を選択します。
- スクロールダウンして更新とセキュリティを選択します。
- ウィンドウの左側で回復を選択します。
- 今度はスクロールダウンしてPCの起動をカスタマイズするを見つけます。
- 今すぐ再起動をクリックします。
- トラブルシューティングを選択します。
- 詳細オプションに移動します。
- スタートアップ設定を選択します。
- 再起動を押します。
- ここで 5 を押すか、5) セーフモードとネットワークを有効にするをクリックします。
ステップ 2. 怪しいプロセスをシャットダウンする
Windows タスクマネージャーはバックグラウンドで稼働しているプロセスをすべて表示できる便利なツールです。マルウェアがプロセスを実行している場合は、それをシャットダウンしなければなりません:
- キーボードの Ctrl + Shift + Esc を押して Windows タスクマネージャーを開きます。
- 詳細をクリックします。
- バックグラウンドプロセスセクションまでスクロールダウンし、怪しいものを探します。
- 右クリックしてファイルの場所を開くを選択します。
- プロセスに戻り、右クリックしてタスクの終了を選択します。
- 有害なフォルダのコンテンツを削除します。
ステップ 3. プログラムスタートアップをチェックする
- キーボードで Ctrl + Shift + Esc を押して Windows タスクマネージャーを開きます。
- スタートアップタブに移動します。
- 怪しいプログラムの上で右クリックして無効化を選択します。
ステップ 4. ウィルスファイルを削除する
PC の中で、あちらこちらにマルウェア関連のファイルが見つかることがあります。以下はその見つけ方のヒントです:
- Windows の検索ボックスにディスククリーンアップと入力して Enter を押します。
- クリーンアップするドライブを選択します (既定により C: がメインのドライブで、有害なファイルはここにありそうです)。
- 削除するファイルリストをスクロールして以下を選択します:
Temporary Internet Files
Downloads
Recycle Bin
Temporary files - システムファイルのクリーンアップを選択します。
- 他にも以下のフォルダ内に隠れている有害なファイルを探してみてください (Windows 検索ボックスで以下のエントリを入力して Enter を押します):
%AppData%
%LocalAppData%
%ProgramData%
%WinDir%
終了したら、PC を通常モードで再起動します。
System Restore を使用して Nullbyte を削除
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手順 1: Safe Mode with Command Prompt へコンピュータを再起動
Windows 7 / Vista / XP- Start → Shutdown → Restart → OK をクリック.
- コンピュータがアクティブ状態になったら、 Advanced Boot Options ウィンドウが表示されるまで、 F8 を何度か押下します。
- リストから Command Prompt を選択
Windows 10 / Windows 8- Windows ログイン画面で Power ボタンを押下します。 その後、キーボードの Shift を押し続け、 Restart をクリックします。.
- ここで、 Troubleshoot → Advanced options → Startup Settings を選択し、最後に Restart を押下します。
- コンピュータがアクティブ状態になったら、 Startup Settings ウィンドウの Enable Safe Mode with Command Prompt を選択します。
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手順 2: システムファイルと設定の復元
- Command Prompt ウィンドウが表示されたら、 cd restore を入力し Enter をクリックします。
- ここで rstrui.exe を入力し、もう一度 Enter を押下します。.
- 新しいウィンドウが表示されたら、 Next をクリックし、Nullbyte が侵入する前の復元ポイントを選択します。選択後、 Next をクリックします。
- ここで Yes をクリックし、システムの復元を開始します。
おまけ: データの復元
上記のガイドは PC から Nullbyte を除去するために役立つはずです。暗号化されたファイルを復元するには、uirusu.jp のセキュリティ専門家が用意した詳しいガイドを使用されることをお勧めします。ファイルが Nullbyte によって暗号化された場合、それらを復元する方法はいくつかあります。
Data Recovery Pro を使用した Nullbyte からの復元
専門家がすでに Nullbyte の暗号解除プログラムを作成してはいますが、ウィルスの新しいバージョン (リリースされている場合) がこのツールに耐性を持っていることも考えられます。そのような場合は、Data Recovery Pro 修復ソフトを使用して Nullbyte からの復元をお試しください。下記は、正しいやり方のガイドです。
- Data Recovery Pro をダウンロード;
- Data Recovery のセットップの手順に従い、プログラムを PC にインストールします。
- 起動後、PC をスキャンして Nullbyte ランサムウェアにより暗号化されたファイルを探します。
- それらを復元します。
Windows Previous Versions 方式による Nullbyte からの復元
Windows Previous Versions 手法を用いた Nullbyte からの復元には多少の条件があります。PC にウィルスが感染する前に、System Restore 機能がオンになっていたかどうかを確認することが重要です。 オンになっていなかった場合は、この手法は効果がありません。オンになっていた場合は、次に示すステップに従ってください:
- 復元の必要な暗号化されたファイルを見つけたら、その上で右クリックします。
- “Properties” を選択し、“Previous versions” タブに移動します。
- ここで、“Folder versions” 内のファイルのうち利用可能なコピーをそれぞれチェックします。復元したいバージョンを選択して、“Restore” をクリックします。
ShadowExplorer を使用した Nullbyte からの復元
現時点では、このウィルスが感染した PC の Shadow Volume を削除するかどうかは分かっていません。もし削除していないなら、是非とも ShadowExplorer を使用してデータの復元を試みるべきです。
- Shadow Explorer をダウンロードします (http://shadowexplorer.com/)。
- Shadow Explorer セットアップ・ウィザードに従い、PC にこのアプリケーションをインストールします。
- プログラムを起動し、左上コーナーのドロップダウン・メニューを開いて、暗号化されたデータのあるディスクを選択します。どのようなフォルダがあるか、チェックしてください。
- 復元したいフォルダの上で右クリックし、“Export” を選択します。復元先の場所も選択することができます。
暗号化されたファイルを復元するために Nullbyte 暗号解除プログラム を使用する
Nullbyte の攻撃を受けた後でファイルを復元するには、NullByteDecrypter をダウンロードして、その先のガイドに従ってください。
最後に、クリプト・ランサムウェアから身を守るよう、常に気をつけてください。Nullbyte やその他のランサムウェアからコンピュータを守るためには、 FortectIntego や SpyHunter 5Combo Cleaner 、 Malwarebytes などの評価が高いアンチスパイウェアを使用してください
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政府のスパイ行為を許してはいけません
政府は利用者のデータの追跡あるいは市民へのスパイ行為に関しては多くの問題を抱えています。そこで、このことを考慮に入れて、怪しい情報収集の行いについて学びましょう。インターネット上では完全匿名にすることにより、迷惑な政府系の追跡行為を避けましょう。
オンラインにアクセスするために違うロケーションを選択し、特定のコンテンツ制限もなく、オンラインに接続して欲しいものにアクセスする時、別の場所を選択することができます。 Private Internet Access VPN を使用すると、ハッキングされるリスクがなく、簡単にインターネット接続をお楽しみいただけます。
政府の他の迷惑な当事者によりアクセス可能な情報をコントロールし、スパイ行為を受けずにオンラインサーフィンをお楽しみください。不法行為に関与しておらず、また自分のサービス、プラットフォームのセレクションを信頼していたとしても、自分自身の安全性を常に疑い、 VPN サービスを使用して予防的措置を講じておきましょう。
マルウェアの攻撃に遭った場合に備えて、バックアップファイルを作りましょう
コンピュータを使用していると、サイバー感染や自分のうっかりミスによりいろいろなものを失くして困ることがあります。マルウェアによって生じるソフトウェアの問題や暗号化による直接的なデータの損失から端末の問題や恒久的なダメージに繋がる恐れがあります。そんな時に適切な 最新のバックアップ があれば、そのような場面に遭遇しても簡単に元通りに回復して仕事に戻れます。
端末に何か変更を加えたらバックアップを取っておけば、マルウェアが何かを変更したり端末の問題が原因でデータの破壊やパフォーマンスの低下が発生した時点に戻すことができるため、バックアップの作成は不可欠です。元に戻せる機能を利用して、日常の、あるいは毎週ごとの習慣としてバックアップを取るようにしましょう。
なにか重要なドキュメントやプロジェクトの前のバージョンを取ってあれば、ストレスや障害も防げます。マルウェアが突如として現れた場合に大変便利です。システム復元には Data Recovery Pro をぜひご利用ください。