削除 RSA-4096 Ransomware (リムーバルガイド) - 2016年7月月更新
RSA-4096 Ransomware削除方法
RSA-4096 ランサムウェアとは?
RSA-4096 ランサムウェア・ウィルスと PC に与える影響
「あなたのファイルはすべて暗号化されました」とか「あなたのファイルはすべて RSA-4096 による強力な暗号化で保護されました」と主張する脅しの文句を受け取られたら、それはあなたの PC がランサムウェアとして知られている悪意のある PC ウィルスに感染していることを意味しています。この特異なタイプの PC の脅威は被害者のファイルを暗号化することで人質にし、被害者に支払いを促します。RSA-4096 キーに言及しているということは、相手が世界で最も危険なランサムウェアの 1 つである TeslaCrypt ウィルス であることを示しています。
RSA-4096 ランサムウェアは音楽や映像、文書、写真、その他感染した PC に格納されている関連のレコードを含むあらゆるファイルをロックします。この悪意のあるソフトウェアは特定のファイル・タイプを検出し (ファイル拡張子で判断)、それらを RSA-4096 アルゴリズムを用いて暗号化するようプログラムされています。残念ながら、このウィルスが送るメッセージは冗談ではありません。このウィルスに攻撃されると、そう簡単にはデータを復元することはできません。データはユニークなキーで暗号化されており、そのキーがないと暗号化されたデータの暗号を解除することができません。不幸なことに、サイバー犯罪者たちは悪意のある暗号化プロシージャが完了してそれらを自らのサーバーに格納した後、これらのキーを PC から除去してしまいます。その後、PC のあちらこちらに落とされた身代金メモをいくつも見つけることになるでしょう。このようなメモには RECOVER[任意の記号].txt や Howto_Restore_FILES.txt、また How_Recover+(任意の記号).txt といったタイトルが付けられています。これらもまた HTML や PNG 形式で作成されています。
このウィルスは何を仕掛けてくるの?
もちろん、突然 PC のファイルを全て失うという考えには恐ろしくなるものですし、TeslaCrypt の開発者もこの事を十分承知しているのです。これこそが彼らの目的とする事なのです。すなわち、ユーザーを怖がらせたいわけです。RSA-4096 マルウェアが残すユーザー宛の身代金メモには、ファイルが暗号化されていること、またその暗号を解読できるのはユニークな RSA-4096 暗号解読キーを使う場合のみであること、そしてこのキーは「秘密の」サーバーに隠されていることが書かれています。詐欺師たちはユーザーが 2 つの選択肢から選べるなどと皮肉を書いています。つまり、奇跡が起きるのを待つか、彼らから暗号解読キーを購入して破損したファイルを復元するか、ということです。こういった詐欺師たちは 500$ 相当の身代金を要求してきますが、金額は変わることがあります。ユーザーは Tor (匿名の通信ソフト) を使ってビットコインで支払いを送金しなければならないのですが、それはサイバー犯罪者たちが追跡を免れ、法的機関による懲罰を避けるためです。
ペテン師たちはできるだけ速やかに身代金を支払うように督促します。そうしないと価格が 2 倍に跳ね上がるぞ、と言って。残念ながら、多くの場合、詐欺師たちはただ被害者のお金を受け取るだけで、暗号化されたファイルはそのまま残され、解読が支援されることはありません。弊社が支払わないようにお勧めする理由として、そうすることによりサイバー犯罪者たちが引き続き詐欺的な活動を続けることができてしまうから、という理由があげられます。支払わないと決められたなら、FortectIntego アンチマルウェアを使用して RSA-4096 マルウェアを PC から除去されることを強くお勧めします。RSA-4096 ビット暗号化は解読がたいへん難しく、PC の専門家も TeslaCrypt に対して 100% 効果のある対抗手段をまだ見つけられていませんが、2、3 の RSA-4096 暗号解読ツールはすでに作成されています。ダウンロード・リンクは 2 ページにあります。
サイバー犯罪者が RSA-4096 ランサムウェアを配布する方法は?
このランサムウェアを拡散するために、サイバー犯罪者たちはフィッシング攻撃や開発キットを送り込んで来ます。被害者の多くはプリペイド購入やローン、税金、その他公式な情報に関して通知する Eメールの添付ファイルを開いてほんの数分のうちに身代金メモを受け取ったと述べています。スパムの Eメールによる感染は既によく知られていますが、それにも関わらず人には好奇心というものがあるため、RSA-4096 暗号化ウィルスのようなサイバー脅威が大手を振るって拡散されるわけです。ですから、怪しく見える Eメール・メッセージを受け取ったら必ず、急いで開かないようにしてください。まずは、送信元や件名、ミスの有無、その他の特長を確認しましょう。僅かでも疑わしいと思えたら、そのメッセージはスパムであると報告した方がよういでしょう。大事な事を言い忘れていましたが、特定のソフトウェアの更新やオンラインでのウィルス・チェックを提供するようなポップアップ広告はクリックしないようにしてください。そのようなメッセージは通常偽物で、RSA-4096 や他のサイバー感染を拡散させるようなトロイ方式のウィルスが含まれていることがあります。
RSA-4096 ランサムウェアは手動で除去できるの?
技術的には、RSA-4096 ウィルスを手動で除去する方法はあります。この記事の末尾にガイドを載せてあります。ですが、そのような危険なサイバー脅威を手動で除去することをお勧めできるのは専門の技術者のみです。なぜなら、感染したファイルを除去する代わりに、重要なシステム・ファイルを削除してシステムをクラッシュさせてしまう可能性があるからです。そういうわけで、FortectIntego のような効果的なアンチマルウェア・ソフトで RSA-4096 の除去を実行されることを強くお勧めしているのです。
重要。RSA-4096 の解読を試みる前に、PC からウィルスおよびそのファイルを除去しなければなりません。そうしてから、ファイルをバックアップ (ある場合) から復元してください。またバックアップがない場合は、次の RSA-4096 ファイル復元ツールを試されるようお勧めします: TeslaCrypt 暗号解読ツール またはこの TeslaCrypt 暗号解読ソフト。
手動 RSA-4096 Ransomware削除方法
ランサムウェア: セーフモードにおける手動によるランサムウェアの駆除
重要です! →
一般的な PC ユーザーの方には手動による駆除ガイドはやや難しく感じられるかもしれません。正しく実行するためには IT に関する詳しい知識が求められ (重要なシステムファイルが削除され、あるいは破損した場合、Windows 全体の感染に繋がる恐れがあります)、さらに完了までに何時間もかかる場合があります。そこで、上述の自動的なメソッドの使用を強くお勧めします。
ステップ 1。「セーフモードとネットワーク」に移動する
手動によるマルウェアの駆除はセーフモード環境で行うのが最適です。
Windows 7 / Vista / XP
- スタート > シャットダウン > 再起動 > OK の順にクリックします。
- PC がアクティブになったら「詳細ブートオプション」ウィンドウが表示されるまで F8 ボタンを複数回押します (機能しない場合は F2、F12、Del などを押してみてください – マザーボードのモデルにより異なります) 。
- リストでセーフモードとネットワークを選択します。
Windows 10 / Windows 8
- スタートボタンをクリックして設定を選択します。
- スクロールダウンして更新とセキュリティを選択します。
- ウィンドウの左側で回復を選択します。
- 今度はスクロールダウンしてPCの起動をカスタマイズするを見つけます。
- 今すぐ再起動をクリックします。
- トラブルシューティングを選択します。
- 詳細オプションに移動します。
- スタートアップ設定を選択します。
- 再起動を押します。
- ここで 5 を押すか、5) セーフモードとネットワークを有効にするをクリックします。
ステップ 2. 怪しいプロセスをシャットダウンする
Windows タスクマネージャーはバックグラウンドで稼働しているプロセスをすべて表示できる便利なツールです。マルウェアがプロセスを実行している場合は、それをシャットダウンしなければなりません:
- キーボードの Ctrl + Shift + Esc を押して Windows タスクマネージャーを開きます。
- 詳細をクリックします。
- バックグラウンドプロセスセクションまでスクロールダウンし、怪しいものを探します。
- 右クリックしてファイルの場所を開くを選択します。
- プロセスに戻り、右クリックしてタスクの終了を選択します。
- 有害なフォルダのコンテンツを削除します。
ステップ 3. プログラムスタートアップをチェックする
- キーボードで Ctrl + Shift + Esc を押して Windows タスクマネージャーを開きます。
- スタートアップタブに移動します。
- 怪しいプログラムの上で右クリックして無効化を選択します。
ステップ 4. ウィルスファイルを削除する
PC の中で、あちらこちらにマルウェア関連のファイルが見つかることがあります。以下はその見つけ方のヒントです:
- Windows の検索ボックスにディスククリーンアップと入力して Enter を押します。
- クリーンアップするドライブを選択します (既定により C: がメインのドライブで、有害なファイルはここにありそうです)。
- 削除するファイルリストをスクロールして以下を選択します:
Temporary Internet Files
Downloads
Recycle Bin
Temporary files - システムファイルのクリーンアップを選択します。
- 他にも以下のフォルダ内に隠れている有害なファイルを探してみてください (Windows 検索ボックスで以下のエントリを入力して Enter を押します):
%AppData%
%LocalAppData%
%ProgramData%
%WinDir%
終了したら、PC を通常モードで再起動します。
System Restore を使用して RSA-4096 Ransomware を削除
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手順 1: Safe Mode with Command Prompt へコンピュータを再起動
Windows 7 / Vista / XP- Start → Shutdown → Restart → OK をクリック.
- コンピュータがアクティブ状態になったら、 Advanced Boot Options ウィンドウが表示されるまで、 F8 を何度か押下します。
- リストから Command Prompt を選択
Windows 10 / Windows 8- Windows ログイン画面で Power ボタンを押下します。 その後、キーボードの Shift を押し続け、 Restart をクリックします。.
- ここで、 Troubleshoot → Advanced options → Startup Settings を選択し、最後に Restart を押下します。
- コンピュータがアクティブ状態になったら、 Startup Settings ウィンドウの Enable Safe Mode with Command Prompt を選択します。
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手順 2: システムファイルと設定の復元
- Command Prompt ウィンドウが表示されたら、 cd restore を入力し Enter をクリックします。
- ここで rstrui.exe を入力し、もう一度 Enter を押下します。.
- 新しいウィンドウが表示されたら、 Next をクリックし、RSA-4096 Ransomware が侵入する前の復元ポイントを選択します。選択後、 Next をクリックします。
- ここで Yes をクリックし、システムの復元を開始します。
最後に、クリプト・ランサムウェアから身を守るよう、常に気をつけてください。RSA-4096 Ransomware やその他のランサムウェアからコンピュータを守るためには、 FortectIntego や SpyHunter 5Combo Cleaner 、 Malwarebytes などの評価が高いアンチスパイウェアを使用してください
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政府のスパイ行為を許してはいけません
政府は利用者のデータの追跡あるいは市民へのスパイ行為に関しては多くの問題を抱えています。そこで、このことを考慮に入れて、怪しい情報収集の行いについて学びましょう。インターネット上では完全匿名にすることにより、迷惑な政府系の追跡行為を避けましょう。
オンラインにアクセスするために違うロケーションを選択し、特定のコンテンツ制限もなく、オンラインに接続して欲しいものにアクセスする時、別の場所を選択することができます。 Private Internet Access VPN を使用すると、ハッキングされるリスクがなく、簡単にインターネット接続をお楽しみいただけます。
政府の他の迷惑な当事者によりアクセス可能な情報をコントロールし、スパイ行為を受けずにオンラインサーフィンをお楽しみください。不法行為に関与しておらず、また自分のサービス、プラットフォームのセレクションを信頼していたとしても、自分自身の安全性を常に疑い、 VPN サービスを使用して予防的措置を講じておきましょう。
マルウェアの攻撃に遭った場合に備えて、バックアップファイルを作りましょう
コンピュータを使用していると、サイバー感染や自分のうっかりミスによりいろいろなものを失くして困ることがあります。マルウェアによって生じるソフトウェアの問題や暗号化による直接的なデータの損失から端末の問題や恒久的なダメージに繋がる恐れがあります。そんな時に適切な 最新のバックアップ があれば、そのような場面に遭遇しても簡単に元通りに回復して仕事に戻れます。
端末に何か変更を加えたらバックアップを取っておけば、マルウェアが何かを変更したり端末の問題が原因でデータの破壊やパフォーマンスの低下が発生した時点に戻すことができるため、バックアップの作成は不可欠です。元に戻せる機能を利用して、日常の、あるいは毎週ごとの習慣としてバックアップを取るようにしましょう。
なにか重要なドキュメントやプロジェクトの前のバージョンを取ってあれば、ストレスや障害も防げます。マルウェアが突如として現れた場合に大変便利です。システム復元には Data Recovery Pro をぜひご利用ください。